脂漏性皮膚炎のフケ完全ガイド!原因から対策までまるわかり

脂漏性皮膚炎のフケ完全ガイド!原因から対策までまるわかり

「脂漏性皮膚炎かもしれない…でもフケが出るしどうやって治せばいいのかな?」と脂漏性皮膚炎やフケに悩んでいませんか?

フケの原因はいくつもありますが、脂漏性皮膚炎が原因でフケは出ます。脂漏性皮膚炎やフケの症状はどちらも完治が難しいと言われていますが、このページで紹介する対策を行うことで、症状を和らげたり、少しずつ改善していくことが可能です。

このページでは頭皮ケアアドバイザーとして過去に1000人を超える方にアドバイスを送ってきた筆者が、あなたの脂漏性皮膚炎のお悩みを解決するのに役立つ情報を下記の流れで紹介していきます。

  1. 脂漏性皮膚炎とフケの原因
  2. 自宅でできる脂漏性皮膚炎が原因のフケを改善する対策5選
  3. 脂漏性皮膚炎が原因のフケを改善するならまずはじめるべきこと
  4. 皮膚科でできる脂漏性皮膚炎の治療法
  5. 脂漏性皮膚炎以外のフケの原因
  6. 脂漏性皮膚炎やフケにまつわるよくあるQ&A

本ページを読んで頂くことで、脂漏性皮膚炎とフケを改善するために、何をすればいいのかがわかり、症状の改善にグッと近づくでしょう。

1. 脂漏性皮膚炎とフケの原因

脂漏性皮膚炎でフケは出るのか?脂漏性皮膚炎でフケの症状が出たら、どうやって対策をすればいいのか?と悩んでいませんか?

脂漏性皮膚炎が原因でフケが出ることがあります。きちんと対策をするために、どんなことが原因でおこるのかについて紹介していきます。

1-1. 脂漏性皮膚炎の原因

脂漏性皮膚炎の症状としては、頭皮が炎症を起こし、赤い湿疹、かゆみ、ふけ、などの症状が出ます。

通常、ヒトの皮膚では皮脂が分泌され、常在菌が皮脂を分解することで、外部の刺激から守るバリアの役割を果たしています。

脂漏性皮膚炎の原因

脂漏性皮膚炎は皮脂が過剰に分泌されることで、常在菌(マラセチア菌)が増殖し、頭皮に刺激となり炎症を引き起こします。

皮脂が過剰に分泌されるメカニズムについては詳しくはわかっていませんが、食生活や、ストレスなどの生活習慣が乱れることによって引き起こるとされています。

1-2. 脂漏性皮膚炎でフケが出る理由

フケが出る仕組み

そもそもフケとは、頭皮や皮膚表面が古くなり、剥がれ落ちた角質のことです。

通常、皮膚や頭皮の奥底では、新しい細胞がどんどん作られ、古くなった細胞は少しずつ剥がれていき、新陳代謝(ターンオーバー)を繰り返しています。

通常目に見えないほどの大きさですが、何かがきっかけで、このターンオーバーが乱れてしまうと、まだ未熟な角質がごっそりと剥がれてしまい、目に見えるフケとなってしまいます。

脂漏性皮膚炎が引き金となって、皮脂の過剰分泌などによりターンオーバーが乱れることで、フケを生じてしまうこともあります。

2. 自宅でできる脂漏性皮膚炎が原因のフケを改善する対策5選

脂漏性皮膚炎が原因でフケが出ているのであれば、これから紹介するポイントについてあなたの日常を思い返して、気になる点があれば改善していくことで、脂漏性皮膚炎を根本から改善していくことができるかもしれません。

  • 正しく洗髪する
  • 髪をしっかりと乾かす
  • 睡眠の質を高める
  • ストレスを溜め込まない対策をする
  • 食べ過ぎない

①. 正しく頭を洗う

正しく頭を洗えていないことで脂漏性皮膚炎になり、フケが出ている可能性もあります。

洗い方が強すぎたり、すすぎが甘いなど、頭皮に刺激を与える可能性のあることをやめるだけでもずいぶんと変化が現れるかもしれません。

そこで、頭の洗い方で気をつけるポイントをご紹介します。

これらのポイントを抑えてしっかりと優しく頭を洗いましょう。

②. 髪をしっかりと乾かす

脂漏性皮膚炎の原因は頭をちゃんと乾かさないことにあるかもしれません。

入浴後、しっかりと髪を乾かさず、湿った状態が長く続くと、頭皮で雑菌が一気に増殖します。皮脂の分泌量が多いことと相まって症状が出ている可能性があるためです。

ドライヤーは熱風なので、使い方にも気をつけなければなりませんが、下記の4つのポイントを参考に丁寧に乾かしましょう。

ドライヤーの4つのポイント

ちなみに、過度に水分を失わせないように8割くらいまで乾かした後は、冷風にして乾かすか、自然に乾燥させることをおすすめします。

頭を乾かさずに長い時間放置してしまったり、乾かし方が不十分だと、雑菌が繁殖してフケの原因になります。そのため、普段乾かし方が甘いと感じる人はしっかりと乾燥させましょう。

③. 睡眠の質を高める

睡眠不足によって、免疫機能の低下、血行不良、ホルモンバランスの低下など、頭皮や皮膚にとって悪影響を与えるものばかりです。

特に22時〜2時は成長ホルモンが活発に分泌され、頭皮の合成や新陳代謝も活発になる時間帯であるため、なるべくこの時間帯に睡眠をとることを心がけましょう。

1日6時間以上寝ることがベストですが、1時間半サイクルで睡眠をとると睡眠の質を高めることができると言われており、4時間半、6時間、7時間半などのサイクルを意識しながら睡眠の質を高めてみましょう。

睡眠の質を高めるために、就寝前はスマホの画面を見ない、ホットミルクを飲む、ストレッチをするなども効果的と言われています。

④. ストレスを溜め込まない対策をする

ストレスは、睡眠不足と同様に免疫機能の低下、血行不良、ホルモンバランスの低下など、頭皮や皮膚にとって悪影響を与えます。

ストレスの緩和には睡眠が最も簡単で効果的ですが、あなたなりのストレスの発散方法を見つけ、定期的にストレスを発散してあげましょう。

下記の3つはストレスを和らげる効果があると言われているので試してみるといいかもしれません。

  • 太陽の光を浴びる
  • ハーブティーを飲む
  • ヨガ・温泉など

⑤. 食べ過ぎない

皮脂が過剰に出てしまう1つの原因に食事があります。

食事として取り入れた栄養分は、常にエネルギーとして使われ、使われなかった分は脂肪として蓄えられます。

現代では食生活の乱れや、欧米型の食生活により、肥満体型の人も増えていますが、糖分、塩分、脂分の多い食事ばかりだと、皮脂が過剰に分泌されやすくなってしまいます。

揚げ物や、肉の脂など、脂っぽい食事だけではなく、白米やお菓子などの炭水化物や糖分の取りすぎも同様に皮脂の分泌に影響します。

まずは、食べ過ぎないように心がけましょう。

3. 脂漏性皮膚炎が原因のフケを改善するならまず始めるべきこと

脂漏性皮膚炎が原因でフケが出ている場合、シャンプーを変えることで症状が改善していく可能性があります。

なぜなら、近代では安価で洗浄力の強いシャンプーが普及し、必要な皮脂まで洗い流してしまっています。そのため、皮脂を適度に残せるシャンプーに変えることで、肌に刺激のないものを選ぶことができるからです。

シャンプーは星の数ほど販売されていますが、何でもいいというわけではないので、正しいシャンプーの選び方やおすすめについて紹介していきます。

  • 洗浄力が適度なシャンプーを選ぶこと
  • 洗浄力が強すぎないおすすめのシャンプー2選

3-1. 洗浄力が適度なシャンプーを選ぶこと

あなたがシャンプー選びで重要視すべきポイントについて紹介してきます。ポイントは下記の2つです。

  • 硫酸系ではなくアミノ酸シャンプーであること
  • 無添加であること

① 硫酸系ではなくアミノ酸シャンプーであること

また、シャンプーは界面活性剤(水では落ちない汚れを落とす成分)の種類によって下記のように種類があります。

界面活性剤の種類刺激の強さ価格備考
硫酸系シャンプー×
強い

安め
1000円以下
1000円以下のシャンプーはだいたいこれ
「ラウリル硫酸◯◯」「◯◯スルホン酸」と表記
石鹸系シャンプー
中位

中位
2000円前後
石鹸カスが頭皮に残りやすい
アミノ酸系シャンプー
弱い
×
高め
2000円後半~
皮脂を落としすぎないので最も良い
「ココイル◯◯」と表記

硫酸系のシャンプーは洗浄力が強すぎて、必要以上に皮脂を洗い流してしまいます。

脂漏性皮膚炎の原因は皮脂によるものですが、ヒトの身体では、この硫酸系のシャンプーの強い洗浄力によって落とされた皮脂を補おうと、皮脂を過剰に分泌し始めます。これが脂漏性皮膚炎の原因とも言われているほどです。

まず、「ラウリル硫酸◯◯」「◯◯スルホン酸」などと表記のあるものは避け、アミノ酸シャンプーを選びましょう。

アミノ酸シャンプーは洗浄力が強すぎず、とても優しいので安心です。アミノ酸シャンプーは「ココイルメチルタウリンNa」や「ココイルグルタミン酸Na」と表記があります。

注意!アミノ酸「配合」シャンプーはアミノ酸シャンプーではない!

中には、アミノ酸配合と表記のあるものもありますが、硫酸系の洗浄成分に、アミノ酸を配合しただけのシャンプーなので、騙されないように注意しましょう。

② 無添加であること

一般的に薬局などで買える市販のシャンプーのほとんどは、添加物が含まれています。添加物には刺激性があり、敏感な人はこれらの添加物が入っているだけでも、炎症を引き起こす可能性があります。

添加物とは・・・

シリコン・石油系界面活性剤・防腐剤・人工香料・人工着色料

このような刺激性のある成分が含まれていないシャンプーを無添加と呼んでいます。

無添加のシャンプーを使うことで、刺激を与えないで済むため、無添加であることに越したことはありません。

コンディショナーやリンスに注意!

アミノ酸シャンプーの中には、髪をケアするための成分が入っておらず、ギシギシになってしまうものがあります。まず、天然オイルが入っていて、髪のケアができるシャンプーを選ぶことが大事です。

一般的なリンス、コンディショナーを使っている人も多いですが、髪をスルスルと通りを良くしてくれる反面、頭皮の皮脂を詰まらせ、刺激となってしまうのでおすすめできません。

天然オイルが入っており、頭皮だけでなく、髪のケアもできるシャンプーを選ぶか、成分に安心できるコンディショナーを選びましょう。

3-2. 洗浄力が強すぎないおすすめのアミノ酸シャンプー2選

これまでのポイントを踏まえて、おすすめのシャンプーを紹介します。

一般的に、薬局などで1000円以下で販売されているシャンプーは洗浄力が強すぎ、刺激性が高いものが多いです。

そこで、脂漏性皮膚炎を改善するために、成分・価格の面でベストなシャンプーを2つ紹介しますので、あなたの好みに合わせて、どちらかを選ぶと良いでしょう。

これらのシャンプーを選ぶにあたって、20種類以上のシャンプーの成分を比較しました。気になる人はこのページの最後「アミノ酸シャンプー比較表」で紹介しています。

haru ”kurokamiスカルプ”

haru ”kurokamiスカルプ”のイメージ

haru ”kurokamiスカルプ”』は、天然成分100%にこだわって作られた無添加シャンプーで、累計50万本を販売達成した今大人気のアミノ酸系シャンプーです。

頭皮に優しいだけでなく、頭皮環境を整える天然成分を多数配合しており、頭皮と髪をダブルでケアしてくれます。きしまないための成分を配合しており、これ一本でリンスもコンディショナーも不要で、艶のある美しい髪を保ちます。

30日間の返金保証がついているので安心してはじめることができますね。

  • 定期購入: ¥3,256 (通常¥4,070)
  • 特徴: アミノ酸シャンプー、100%天然由来、無添加、ノンシリコン

haru「kurokami スカルプ」公式ページ

https://www.haru-shop.jp/

ハーブガーデン

ハーブガーデンのイメージ

ハーブガーデン』は、天然由来成分無添加100%のシャンプーで、あらゆるメディアや雑誌で紹介され、SNSでも大人気のアミノ酸シャンプーです。

植物由来のオイルや、美容成分がたっぷり入っているので、頭皮を優しくケアしながら、美しい艶のある髪に仕上げてくれます。

ハーブガーデンは定期で購入すると2ヶ月分が¥2,200(コンディショナーとセットでも4,400円)ととってもお手頃価格です。15日間の返金保証もついているので、満足いかなかったときも安心できますね。

  • 定期購入: ¥2,200 (通常¥4,400)
  • 特徴: アミノ酸シャンプー、無添加、オイル入り

ハーブガーデン公式ページ

http://www.herbgarden-sf.com/

4. 皮膚科でできる脂漏性皮膚炎の治療法

脂漏性皮膚炎は皮脂の分泌が正常に戻るように、地道に対策をしていくことで改善の余地があります。しかし、炎症が強い場合、フケ、ベタつき、抜け毛、におい、などの症状が出てしまう恐れもあります。

そのため、一時的にであっても炎症を抑えることで症状が改善しますので、「症状だけでも何とかしたい」という人は皮膚科に行って、薬を処方してもらうと良いでしょう。

この章では、皮膚科で処方してもらえる薬について大きく2つについて紹介します。

  • 抗菌・抗真菌の薬
  • ステロイド系の薬

皮膚科に行けば最適な薬を処方してもらえるので、お医者さんに相談してみましょう。

4-1. 抗菌・抗真菌対策の薬

脂性のフケを治療するために、抗菌剤や、ステロイドなどで治療をすることが一般的です。

脂性フケの治療に使われる薬は下記のようなものがあります。主に下記の中から、医師があなたの状態にあった薬を処方してくれるはずです。参考までに紹介しておきます。

イメージ有効成分用途
ニゾラールローションクリーム
ニトラゼン(ジェネリック薬)
ニゾラールローションクリーム ニトラゼン(ジェネリック薬)のイメージケトコナゾール抗真菌
ゲンタシン軟膏クリームゲンタシン軟膏クリームのイメージゲンタマイシン硫酸塩抗菌
ルリッド錠ルリッド錠のイメージロキシスロマイシン抗菌

脂漏性皮膚炎により赤みやかゆみがひどい場合は、抗菌・抗真菌作用とステロイドの混合薬が使われることがあります。

4-2. ステロイド系の薬

ステロイドとは、炎症を抑えたり、アレルギー反応を抑える薬で、とても強力な薬です。

副腎皮質から分泌されるホルモンに似せた人工的に作られた物質で、副作用が強いことや、症状を抑えるだけの対処療法であることから賛否両論ある薬です。

長期間服用することで、副作用として、皮膚が弱くなったり、感染症にかかりやすくなるとされています。

ステロイドは医師の判断の元、短期的に使用しましょう。

5. 脂漏性皮膚炎以外のフケの原因

脂漏性皮膚炎が原因でフケが出ることはよくあることです。

しかし、フケの原因はいくつもあり、病気や菌による感染や寄生虫まで、あらゆる可能性があります。

脂漏性皮膚炎以外の理由で出るフケや、病気や感染症として診断される症状についても頭に入れて起きましょう。

病名特徴概要
乾燥フケパラパラと小さい乾燥したフケ。肩が白くなるフケの症状乾燥や、頭皮が刺激を受け、バリア機能が低下することによるターンオーバーの乱れが原因で起こる
白癬菌(しらくも)
白癬菌(しらくも)のイメージ出典:https://bandh.org/shirakumo.html
楕円形に髪が抜けたり、フケのような鱗屑(りんせつ)が出る白線菌はカビの一種で、水虫などと同じ菌が頭皮に感染することでフケが発症します。
乾癬
乾癬(かんせん)のイメージ出典:https://www.kansen-partners.jp.,,
皮膚が少し盛り上がり、赤い発疹、フケのようなうろこ状の鱗屑原因不明の皮膚疾患で、血管が拡張し皮膚の新陳代謝が通常の10倍以上の速度で進むため、皮膚が剥がれ落ちていく
しらみ
シラミのイメージ出典;http://www.kosod..
髪の根元に白い卵がある、髪をかき分けると虫がいる髪の根元付近に卵を産み、フケと間違われることもある寄生虫で、かゆみを引き起こす

もしかすると、このように、脂漏性皮膚炎以外のことが理由でフケが出ている場合がありますので、なかなか善くならない方は一度皮膚科に行くことをおすすめします。

フケの症状は皮膚科であればどこでも対応してもらえるので、手軽にお近くの皮膚科を受診しましょう。

6. 脂漏性皮膚炎やフケにまつわるよくあるQ&A

脂漏性皮膚炎やフケについては、詳しい原因はまだ明らかになっておらず、対策や治療についても完全に治す方法はまだありません。

そういったこともあり、受ける質問がいくつかありますので、参考までに紹介しておきます。

  1. 皮膚科に行かないと治らないのか
  2. 脂漏性皮膚炎は短髪の方が早く治るのか
  3. 石鹸シャンプーは悪化するのか
  4. カフェインは脂漏性皮膚炎に良くないのか
  5. 乾燥肌でも脂漏性皮膚炎になるのか?
  6. 季節性はあるのか?

①. 皮膚科に行かないと治らないのか

皮膚科に行かなくても改善は可能です。逆に皮膚科に行くと治る人もいるようです。

皮膚科に行ってできることは、薬によって、炎症を抑えることです。

薬を使う場合、使い続けなければ症状が抑えられないので、根本解決になりません。これまで紹介した基本的な対策をして脂漏性皮膚炎を根本的に治しましょう。

②. 脂漏性皮膚炎は短髪の方が良いのか?

短髪の方が良いことは間違いありません。

短髪にすることで2つのメリットがあります。

  • 蒸れにくい
  • 薬が塗りやすい

脂漏性皮膚炎は皮脂を餌に増殖した常在菌が原因です。菌は基本的に高温多湿を好みますので、髪が長い方が蒸れやすく、菌が増殖しやすい環境となります。そのためなるべく短髪の方が蒸れにくくておすすめです。

次に、薬を使う場合に、髪が長いと、塗りにくいのはもちろん、頭皮ではなく、髪についてしまう確率が高かく、頭皮に行き渡りにいくいでしょう。そのため、なるべく髪が短いことに越したことはありません。

③. 石鹸シャンプーはダメなのか?

石鹸シャンプーは硫酸系のシャンプーに比べ洗浄力は抑えてありますが、石鹸は必ず石鹸カスが出ます。

丁寧に洗い流さなければ、石鹸カスが頭皮に刺激を与えたり、毛穴に詰まり、炎症を悪化させる可能性があります。

そのため、なるべくこのページで紹介したおすすめのシャンプーでケアすることをおすすめします。

④. カフェインは脂漏性皮膚炎に良くないのか?

コーヒーやお茶、コーラなどはカフェインが多いことで知られていますが、カフェインは皮脂を多く分泌させる働きがあるため、あまりおすすめすることはできません。

小さなことですが、脂漏性皮膚炎を改善するために量を減らして様子を見てみましょう。

⑤. 乾燥肌でも脂漏性皮膚炎になるのか?

乾燥肌の人も脂漏性皮膚炎になる可能性があります。

乾燥肌の人は元々、刺激にとても弱いため、かゆみや赤みなどの炎症による症状が強めに出てしまう可能性があります。

脂漏性皮膚炎はアトピーとも症状が似ています。脂漏性皮膚炎を併発しているか判別がつかない場合は、病院に行き医師に相談することをおすすめします。

⑥. 季節性はあるのか?

脂漏性皮膚炎は季節によって症状が重くなり得るタイミングとそうでないタイミングがあります。

脂漏性皮膚炎の原因である菌は、皮脂の量、温度、湿度、の影響が大きいです。そのため、どうして夏前後になってくると、先ほどあげた影響で増殖しやすくなってしまいます。

7. さいごに

脂漏性皮膚炎やフケについて、原因と対策について詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

頭皮の炎症を抑えることで、根本的に改善するために、皮脂が過剰に分泌されないように、少しずつ体質を改善していくことが重要です。

本ページでご紹介した方法を参考にしながら、頭の洗い方を見直したり、生活習慣に気をつけたり、シャンプーを変えるなどケアをしていきましょう。

あなたの悩みが少しでも改善することを心から願っています。

参考:アミノ酸シャンプー比較表

下記の表はアミノ酸シャンプー11種類を徹底的に比較したものです。

シャンプー評価添加物
刺激成分
1位
haru ”kurokamiスカルプ”
haru ”kurokamiスカルプ”のイメージ
2ヶ月ごと定期コース:¥3,256/400ml
通常:¥4,070
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ココイルグルタミン酸TEA
コカミドDEA
ココイルメチルアラニンNa
ココイルグリシンKなど
【刺激成分】
エタノール
2位
ハーバニエンス
ハーバニエンスシャンプーのイメージ
2ヶ月ごと定期コース:¥2,200/300ml
(セット¥4,400〜)
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ラウロイルメチルアラニンNa
ココイルグルタミン酸Na
ココアンホプロピオン酸Na
コミカドプロピルベタインなど
【刺激成分】
3位
ブラックシャンプー
ブラックシャンプーのイメージ
定期コース:¥4,752/400ml
通常:¥5,280
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
コミカドプロピルベタイン
ココイルグリシンK
ラウリルグルコシド
ココイルグルタミン酸TEAなど
【刺激成分】
エタノール
 モーガンズノンシリコン
アミノ酸シャンプー白樹

モーガンズノンシリコンアミノ酸シャンプー白樹のイメージ
¥2,860〜/300ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
デシルグルコシド
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
コカミドプロピルベタイン
ラウロイルメチルアラニンNaなど
【刺激成分】
安息香酸Na
ポリクオタニウム-10
エチドロン酸4Naなど
マイナチュレシャンプー

1ヶ月ごと定期コース:¥2,979/280ml
通常:¥3,696
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
コカミドプロピルベタイン
ラウロイルメチルアラニンNa など
【刺激成分】
フェノキシエタノール
安息香酸ナトリウム など
  アスタリフトスカルプ
フォーカスシャンプー

アスタリフトスカルプフォーカスシャンプーのイメージ定期コース:¥1,980/200ml
通常:¥2,200+送料200
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ココイルアラニンTEA
ココイルサルコシンNa
PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na
ラウリルベタインなど
【刺激成分】
メチルパラベン
安息香酸Na
オレイルアルコールなど
ZACCパールリッチシャンプー
ZACCパールリッチシャンプーのイメージ¥6,380/400ml
コンディショナーセット
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
コカミドプロピルベタイン
スルホコハク酸ラウレス2Na
ココイルグルタミン酸TEA
など
【刺激成分(添加物)】
フェノキシエタノール
メチルパラベン
プロピルパラベン
香料など
 ボタニカルシャンプー
(モイスト)
¥1,540/490ml
洗浄成分:
刺激成分:×
 【洗浄成分】
コカミドプロピルベタイン
ココイルメチルタウリンNa
ラウロイルメチルアラニンNaなど
【刺激成分(添加物)】
エタノールベヘントリモニウムクロリド,ジステアリルジモニウムクロリド,香料
フェノキシエタノールなど
モンゴ流シャンプーEX
モンゴ流シャンプーのイメージ¥4,400/400ml
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ラウロイルメチルアラニンNaラウロイルサルコシンNa
ラウロイルメチルβ-アラニンTEAなど
【刺激成分(添加物)】
エタノール
フェノキシエタノール
 守り髪シャンプー
守り髪ベースメイクシャンプーのイメージ
¥3,080/400ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
スルホン酸Na
コカミドDEA
ココイルグルタミン酸TEA
【刺激成分(添加物)】
エタノール
フェノキシエタノール
メチルパラベン
プロピルパラベンなど
ディアボーテオイルインシャンプー

¥781〜/500ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
ココイルメチルタウリンNa
パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン
コカミドメチルMEA
ココイルグルタミン酸TEA
【刺激成分】
エタノール
安息香酸Na
塩化Na など

<評価軸>
洗浄成分・・・アミノ酸系・ベタイン系・グルコシド系◎/スルホコハク酸系◯/スルホン酸系・硫酸系△/
刺激成分( 添加物)・・・0つ◎/1つ◯/2つ△/3つ以上×