ネットには嘘ばかり!頭皮保湿グッズの真実と道具いらずの対策まとめ

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「頭皮に乾燥を感じている方」 「頭皮のケアに関心がある方」は、頭皮の保湿をどのようにすればいいのか気にされている方も多いのではないでしょうか?

実は、ネットでおすすめされている保湿商品は効果が薄いものや、保湿を狙った商品ではないものも多く出回っています。

本ページでは、過去に育毛アドバイザーとして300人を超える方々の育毛をお手伝いをしてきた経験を持つ筆者が、下記の流れで詳しくご紹介します。

  1.  頭皮を今すぐ保湿できるたった1つの方法
  2.  正しい保湿商品の選び方2つのポイント
  3.  今日からできる頭皮の乾燥を防ぐ5つのポイント

本ページを読んでいただくことで、頭皮ケアの真実がわかり、あなたの頭皮が潤う日がグッと近づくでしょう。

1. 頭皮を今すぐ保湿できるたった1つの方法

頭皮の乾燥体質を根本的に改善することはすぐにはできません。

しかし、日頃から頭皮を潤していくことは頭皮の炎症や乾燥を抑えることにつながるので、本章では「すぐに頭皮を潤す」ための方法をご紹介します。

すぐにできる方法は以下の2つです。

  • オイル
  • 化粧水(ローション)

ただし、実はオイルは「保湿」を狙って作られたものではないため、筆者はおすすめしません。

1-1. 要注意!オイルは保湿力は弱い

ホホバオイル、椿油、オリーブオイル、米ぬか油などのオイルは、皮脂と混ざりやすい性質をもっており、頭皮に塗りこむことで、皮脂や汚れを浮かしてくれます。天然成分なので人体への危険性は極めて低いので安心です。

しかし、一般的に販売されているものは、頭皮の汚れを浮かせることを目的としているものがほとんどで、保湿に期待はあまりできません。

1-2. 化粧水(ローション)が唯一の手段

化粧水には 、皮膚表面に浸透して水分と結びつくことで、細胞の中に存在する水分を蒸発させないようにする成分が含まれています。

下記の図は、皮膚表面と細胞間脂質(セラミド)とNMF(天然保湿因子)を表したものです。

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化粧水に含まれる有効成分が、皮膚に浸透して、細胞間脂質(セラミド)やNMF(天然保湿因子)のように皮膚を保湿する役割を果たします。

ただし、アルコール分を多く含むものは蒸発する際に水分を奪ってしまいます。また、クリームタイプのものは毛穴に詰まってしまう可能性があるのであまりオススメできません。

以上のことから保湿効果を求めるなら、オイルではなく化粧水を使いましょう。

2. 正しい保湿商品の選び方2つのポイント

一般的に販売されている商品や、オススメされている商品には、人体に害がでる可能性のある成分が含まれていたり、保湿と称して保湿効果が弱いものが含まれています。

そういった商品を選んでしまわないように以下のポイントを検討した上で選びましょう。

  • 有効成分の保湿効果
  • 頭皮に良くない成分が含まれていないか

本章では、有名な頭皮用保湿化粧水の含有保湿成分や、保湿商品の注意すべき成分について詳しく解説していきます。

頭皮保湿用の化粧水比較

人気保湿グッズに含まれる有効成分は以下の表のようになっており、有効成分や注意すべき成分が違います。

名前 有効成分 保湿力 注意すべき成分 価格(Amazon) 商品
キュレル ③擬似セラミド
④グリセリン
 パラベン 1200~1400円程度 %e9%a0%ad%e7%9a%ae%e4%bf%9d%e6%b9%bf%e3%80%80%e3%82%ad%e3%83%a5%e3%83%ac%e3%83%ab
すこやか地肌 ①ヒアルロン酸
②コラーゲン
 なし 7300円程度 %e3%81%99%e3%81%93%e3%82%84%e3%81%8b%e5%9c%b0%e8%82%8c
h&s地肌マッサージクリーム ⑤ジンクピリチオン酸 ×  ジンクピリチオン酸 700円程度 %e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-15-16-06-26
アスタリフト・スカルプフォーカスエッセンス ②コラーゲン
①ヒアルロン酸
◎ なし 5600~6100円程度 %e3%82%a2%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%83%95%e3%83%88%e3%80%80

選ぶポイント1.有効成分

上記で紹介しました頭皮用の化粧水やオイルに含まれており、有効成分とされている成分の保湿効果について、まとめましたので紹介します。

①ヒアルロン酸・・保湿効果★★★★☆4

皮膚表面の角質層まで浸透し、角質層の保湿をします。保湿力はセラミドには劣りますが、セラミドより安価です。保湿力は高めです。

②コラーゲン・・保湿効果★★★★☆4

本来皮膚の真皮に存在する繊維状の成分で、肌の弾力を保つ成分です。皮膚表面の角質層まで浸透し、角質層の保湿をします。保湿力は高めです。

③擬似セラミド(合成セラミド)・・保湿効果★★★☆☆☆3

セラミドは非常に高価な成分なため、セラミドに近い構造を持つ擬似セラミド(合成セラミド)を石油由来の成分から合成した成分を使っている商品も多く存在します。

これらはセラミドと構造が近いため、保湿効果は期待できますが本物のセラミドには劣ります。

④グリセリン・・保湿効果★★★☆☆☆3

グリセリンは吸湿力があり、安価な成分なのでさまざまな化粧品に用いられています。保湿力はあまり強くありません。

⑤ジンクピリチオン酸・・保湿効果☆☆☆☆☆0

実は、ジンクピリチオン酸は保湿成分ではありません。殺菌作用のある成分で頭皮や皮膚の常在菌を殺菌してしまいます。頭皮に存在する常在菌は頭皮のバランスを保ってくれる非常に重要な役割を担っているので、殺菌することで、頭皮のバランスが崩れてしまいます。保湿効果はありません。

皮膚の常在菌が以上に繁殖しているようなケースだと効果はあるかもしれませんが、保湿を期待するなら選ばない方がいいでしょう。

(参考)最も期待できる有効成分:セラミド・・保湿効果★★★★★5

セラミドはヒトの皮膚にも存在する成分で、保湿成分の中でもっとも効果の高いと言われる成分です。水を挟み込みしっかりと結合し水分をキープします。安いものには少量しか配合されていないので、3000円以上するようなものを選びましょう。

「セラミド1」、「セラミド2」、「セラミド3」、「セラミド6」が肌にあるものと同じ構造であるため、セラミドの後ろに数字が記載されているものが本物のセラミドです。

ただし、本物のセラミドを含む頭皮用の化粧水は上記の有名な保湿グッズなどの市販品にはほぼ売ってはいません。

選ぶポイント2. 頭皮にあまりよくない2つの成分

実は、保湿クリームの中には頭皮にあまり良くない成分も含まれています。

頭皮にあまり良くないとされている成分や健康を害する危険がある成分はたくさんありますが、今回は比較的わかりやすく、よく見かける頭皮の保湿にはオススメできない成分を取り上げてみました。

成分 危険性 成分名
①アルコール系 水分を奪う エタノール
②合成防腐剤 ホルモンバランスを崩す可能性 パラベン、フェノキシエタノール

①アルコール系

アルコール系の成分はすぐに気化するため、アルコールと一緒に水分も蒸発してしまいます。保湿効果を求めている場合には、エタノールなどのアルコール成分が含まれている化粧水は使わないようにしましょう。

②合成防腐剤

合成防腐剤は多くの化粧品や化粧水などに使われています。パラベンやフェノキシエタノールが代表的ですが、これらはホルモンバランスを崩す疑いがあります。含有量は微量なので、賛否はわかれていますが正確な情報は未知数ですので、気になる方は使わない方がいいでしょう。

保湿グッズは頭皮の乾燥を抑え、頭皮を守るので有効な手段だと思います。しかし、選び方を間違えると逆効果となってしまう場合もあります。

そこで次章では、リスクもなくお金もかからない方法を紹介していきます。

3. 今からできる頭皮の乾燥を防ぐ5つのポイント

頭皮の乾燥を改善するために最も重要なのは皮脂のバランスを保つことです。

保湿グッズなどで、一時的に保湿ができたように感じも、実は根本的に解決に繋がっていない場合もあります。乾燥体質はすぐに改善できるようなものではありませんので、日々の小さな意識や行動の積み重ねがポイントになってきます。

頭皮を乾燥から守り健康な髪を育てるためにも、できることから少しずつやりましょう。

  • 頭の洗い方
  • ドライヤーの使い方
  • シャンプー
  • 紫外線対策
  • 食生活

3-1. 頭の洗い方

髪の汚れはお湯ですすぐだけでも7割〜8割の汚れを落とすと言われています。強く洗い過ぎたり、シャンプーやリンスを頭に残らないように以下の手順でしっかり洗髪しましょう。

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3-2. ドライヤーの使い方

頭皮や髪に良くないドライヤーの使い方をしている方は非常に多いです。頭皮を乾燥させる原因になっているかもしれませんので、できるだけ頭皮に負担がかからないドライヤーの仕方をご紹介します。

  1. タオルで頭皮を拭くように乾かす
  2. 髪をタオルで挟んで押さえるように乾かす
  3. ドライヤーは離して使う(20cm以上)
  4. ドラーヤーは常に動かして使う
  5. ドライヤーは8割まで

頭皮の乾燥を防ぐためにもドライヤーは8割までに抑え、あとは自然乾燥させるくらいがちょうどいいです。

3-3. シャンプー

シャンプーは髪を洗うだけではなく、頭皮を洗うために大事な習慣です。頭皮に乾燥を感じる人は、もしかするとシャンプーで皮脂を洗い流しすぎであることが考えられます。

髪質や頭皮の体質、ニーズによって選ぶシャンプーも異なってきますので、要点を比較してみました。

高級系アルコールは石油系の成分が入っているため頭皮にはあまり良くありません。また洗浄力が強すぎて皮脂を落としすぎていることも考えられますので、高級アルコール系のシャンプーを使っている方は、一度、石鹸系かアミノ酸系のシャンプーに変えてみて様子を見るのもいいかもしれませんね。

  洗浄力 価格 備考
高級アルコール系 高い 安い 爽快感を得たい人、皮脂が多い人にオススメ(洗浄力が強いので注意)
石鹸系 高い 安い〜普通 短髪の皮脂が多い人にオススメ(髪がバサつきやすいので短髪の方限定)
アミノ酸系 低い 高い 皮脂が少ない人にオススメ

高級系アルコールは石油系の頭皮に優しくない成分が入っているため頭皮にはあまり良くありません。

また洗浄力が強すぎて皮脂を落としすぎていることも考えられますので、高級アルコール系のシャンプーを使っていて乾燥に悩む方は、一度石鹸系かアミノ酸系のシャンプーに変えてみて様子を見ましょう。

ちなみに、市販のシャンプーの多くが「高級アルコール系」なので注意しましょう。

3-4. 紫外線対策

夏場は強い紫外線によって、頭皮の細胞が破壊され、さまざまな刺激から皮膚を守る機能が低下し、乾燥の原因になります。特に夏場は紫外線対策をして、頭皮を守りましょう。

紫外線対策としては、帽子をかぶる、UVカットのトリートメントなどがありますので、使ってみてください。

なお、帽子をかぶる際は、蒸れて頭皮に悪い影響を及ぼさないように、通気性のいいものを選びましょう。

3-5. 食生活

あなたの頭皮の乾燥はもしかすると、食生活の乱れが原因かもしれません。体は全て普段口にする食べ物によって作られています。普段の食生活から改善していくことが最も重要です。

乾燥肌に効果がある栄養素には、ビタミンA、ビタミンB、ビタミンC、ビタミンE、セラミド、α-リノレン酸、亜鉛などが挙げられます。

下記の表は皮膚の乾燥に効果が期待できる栄養素と食べ物の表です。

栄養素 効果 食べ物
ビタミンA  皮膚を維持する、新陳代謝を活発化する  いわし、さば、あなご、うなぎ、卵、牛乳、ピーマン、にんじん
ビタミンB  新陳代謝を活発化乾燥による炎症を抑える 豚肉、レバー、卵、豆類
ビタミンC  コラーゲンの合成、抗酸化作用  レモン、いちご、柿、しいたけ、ピーマン
ビタミンE  血行促進、新陳代謝の活発化  油、ゴマ、アーモンド、豆類、たらこ
セラミド  皮膚を保湿する成分  豆類、こんにゃく、ほうれん草、ヨーグルト、ひじき、わかめ
リノレン酸  細胞分裂の補助  えごま、大豆、小麦、柿
亜鉛  細胞分裂に必要、新陳代謝の活性化  牡蠣、牛肉、たらこ、卵

参考にしながら、日常の生活に積極的に取り入れるようにしましょう。

4. まとめ

本ページでは主に頭皮を保湿する方法について詳しく解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

頭皮を保湿するためのグッズは安全と言われていても、費用やリスクを伴います。保湿する前に目を向けるべきことは乾燥を防ぐことです。筆者が推奨する乾燥を防ぐためにオススメする方法は以下の5つです。

  • 頭の洗い方
  • ドライヤーの使い方
  • シャンプーを変える
  • 紫外線対策
  • 食生活を変える

体の体質はすぐに変わることはありませんので、日常生活の小さいことから少しずつ改善していくしかありません。

本ページでご紹介した方法を参考にしながら、できることからやってみましょう。

あなたの頭皮の乾燥が少しでも改善することを心から願っています。

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