プロが教える世界一わかりやすい頭皮のフケの原因と対策10選

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頭皮にフケが出てしまったら、一刻も早くなんとかしたいですよね。

フケが出たからといって、間違った対処をしていると全く逆効果になってしまう可能性があります。

このページでは育毛アドバイザーとして1000人を超える髪に悩む方にアドバイスを送ってきた筆者が、あなたの頭皮のお悩みを解決するために知っておくべきことを下記の流れで紹介していきます。

  1. フケは早めの対応が必要不可欠
  2. 乾性フケの頭皮の主な10の原因
  3. 乾燥フケの主な7つの対策
  4. 脂性フケの3つの原因
  5. 脂性フケの3つの対策

本ページを読んで頂くことで、あなたの頭皮のフケが改善に向かうための正しい知識を身につけることができます。

1. フケは早めの対応が必要不可欠

頭皮も皮膚の一部で、他の部位の皮膚と同じように細胞の新陳代謝(ターンオーバー)を行っています。皮膚のターンオーバーの周期は約1ヶ月と言われています。フケがひどい場合は、頭皮の状態が良くない証拠なので、早めに対処をしましょう。

1-1. フケは放置してはいけない

フケは、頭皮に何か問題が起こり始めているサインです。将来はもしかすると以下の2つのようなことになってしまうかもしれません。

  • 薄毛、脱毛症
  • フケの慢性化

フケを放置しておくと症状が悪化し、ストレスなどで悪循環に陥ってしまう可能性があります。

1-2. 絶対にやってはいけない4つの対策

フケが出たからといって焦って下記の4つのことをやってしまっていませんか?

  • いつも以上に洗う
  • 爪を立ててガシガシ洗う
  • シャンプーを変える
  • トリートメントを流さない

頭皮のフケには種類があり、もしかすると逆効果になることをしている可能性があります。 私のところに相談に来た方の中に下記のような方がいました。

口コミ・評判

たかおさん 20代男性
最近フケがすごかったので、お風呂では以前よりしっかりと頭皮を洗うように気をつけながら、シャンプーをつけては流してを3回はするような生活をしばらく続けていました。それでも全くフケが改善しなかったので相談に行ったら、「頭を洗いすぎていませんか?」と聞かれ自分の対応が間違っていたことに気づきました。

上記の方のように、よく理解しないまま何かの行動をしてしまうと、間違った対処を続けることになり、フケの症状を悪化させてしまわないように、まずはしっかりと原因を見極めてから対策をするようにしましょう!

1-3. 症状にあった対策が必要

実はフケには以下の2種類あります。

  • 乾性フケ
  • 脂性フケ

それぞれの症状の特徴について表にまとめましたので、チェックしてみてください。

  フケの見た目 頭皮の状態 フケの原因 対策
乾性フケ 細かい 頭をかくと肩にパラパラと粉のように粉な状のフケが落ちる 2. 乾性フケの頭皮の主な10の原因 3. 乾燥フケの主な7つの対策
脂性フケ 大きい 頭をかくと少しベタつきがあって髪に絡まる 4. 脂性フケの3つの原因 5. 脂性フケの3つの対策

3章以降は、フケの原因と対策について解説していきますが、もしフケの症状がひどかったり、対策を試してみても、しばらく症状が続くようなら、病気などの可能性もありますので、皮膚科の診療を受けましょう。

2. 乾性フケの頭皮の主な10の原因

乾性フケはその名の通り乾燥が原因ですが、頭皮の乾燥の原因は1つではなく様々な原因があり得るので、あなたの生活習慣の中に、思い当たる点がないか思い返しながら読み進めていくと良いでしょう。

  • 頭皮の洗い過ぎ
  • シャンプーの洗浄力が強い
  • 洗髪後のすすぎ洗いが不十分
  • 空気の乾燥
  • ドライヤーの熱風
  • 紫外線
  • 加齢による皮脂の分泌量の減少
  • 偏った食生活
  • ストレス
  • 血行不良

2-1. 頭皮の洗いすぎ

頭皮を必要以上に洗いすぎてしまうと、保湿のために必要な皮脂まで落ちてしまい乾燥の原因となります。

頭皮を清潔に保とうと、力強く頭を洗ったり、何度も頭を洗ったり、1日に何度もお風呂に入ったりする方もおられると思いますが、乾燥の原因になっている可能性が高いです。

また、温度の高いお湯で頭を洗うことで、皮脂が落ちやすくなり、油分を落としすぎている可能性があります。

2-2. シャンプーの洗浄力が強い

頭皮が乾燥する人は、シャンンプーの洗浄力が強すぎる可能性があります。

1000円以下で買えるほとんどのシャンプーは主にシリコン入りなので、洗浄力が強すぎます。ほとんどは石油系の界面活性剤という洗浄成分を使用しています。

頭皮に優しいシャンプーはアミノ酸系のシリコンが入ってないシャンプーです。

2-3. 洗髪後のすすぎ洗いが不十分

洗髪後のすすぎが不十分ということはないでしょうか?洗髪後のすすぎが不十分だと、シャンプーやリンスが頭皮に残り、炎症を引き起こすきっかけになります。

炎症を起こした箇所がかゆくなって掻くことで、フケが出てしまっているかもしれません。

2-4. 空気の乾燥

湿度が低いことも頭皮の乾燥を招く要因になります。

特に冬は他の季節に比べて湿度が低くなりがちです。さらに暖房の使用などで空気の乾燥状態が続き、頭皮の表面から水分が奪われていくため乾燥状態になります。

2-5.ドライヤーの熱風

髪を乾かす際にも注意が必要です。高温の風を出すドライヤーを頭皮に当てることで頭皮の水分を奪うことになり乾燥の原因になります。

2-6. 紫外線

紫外線は頭皮の乾燥を進行させてしまいます。

頭皮が紫外線を浴びることによって皮脂が酸化し、酸化した皮脂が頭皮を刺激することで、頭皮の細胞が剥がれるきっかけとなります。これにより、乾燥しやすい頭皮の状態になってしまいます。実は、紫外線の強い夏は頭皮が乾燥しやすい季節です。

2-7. 加齢による皮脂の分泌量の低下

女性は、年齢とともに皮脂の分泌量が低下します。

女性は女性ホルモンのエストロゲンが皮脂の分泌を抑制する働きがあるので、年齢と共に女性ホルモンの分泌量が減少することで皮脂の分泌量も減っていきます。

2-8. 偏った食生活

バランスの悪い食生活や欧米型の食生活が原因で乾燥肌になる人が増えていると言われています。

特に、タンパク質やビタミン、ミネラルなど皮膚形成や保湿に必要な成分が足りていないことで、乾燥肌になっている可能性があります。

2-9. ストレス

ストレスや睡眠不足によりが乾燥に影響するポイントは2つです。

  • ストレスによるホルモンバランスの乱れ
  • ストレスによる血行不良

女性はストレスにより、女性ホルモンの分泌量が減少します。女性ホルモンは肌の潤いを保つことに大きく関わっています

ストレスや睡眠不足によりにより代謝機能が低下することで、細胞の新陳代謝(ターンオーバー)が乱れ、保湿機能が衰えるため水分量の低下に繋がります。

2-10. 血行不良

血行不良が原因で、頭皮の健康に必要な栄養素が十分に頭皮に行き届かないと、頭皮は適切な働きができずに乾燥状態になる場合があります。

ビタミンなどが不足すると、皮脂が酸化しやすくなります。酸化した皮脂が頭皮を刺激し、頭皮の細胞が剥がれるきっかけとなり、乾燥しやすい頭皮の状態になってしまいます。

3. 頭皮の乾燥の主な7つの対策

頭皮の乾燥の原因は頭皮の皮脂量の減少です。日常生活の中には、頭皮を乾燥さたり、ダメージを与えバリア機能を低下させるたくさんの場面があります

頭皮を乾燥させないための対策を下記に7つ挙げましたので、順番に見ていきましょう。

  • 頭の洗い方を見直す
  • アミノ酸シャンプーを使う
  • ドライヤーを正しく使う
  • 化粧水で保湿をする
  • 紫外線対策をする
  • 体を動かす
  • 食生活を正す

3-1. 頭の洗い方を見直す

頭皮の脂や汚れはお湯ですすぐだけでも7割〜8割は落ちると言われています。強く洗い過ぎたり、シャンプーやリンスを頭に残らないようにしっかり洗髪しましょう。頭の洗い方で気をつけるポイントをご紹介します。

頭皮に優しい頭の洗い方

  1. 38℃くらいのお湯で洗う
  2. シャンプーの前に指の腹で2〜3分程洗う
  3. シャンプーは手の上で泡立ててから使う
  4. 指の腹で洗う
  5. すすぎは3分以上、リンスはその倍以上すすぐ

3-2. アミノ酸シャンプーを使う

皮脂が多い人の頭皮の乾燥は頭皮の洗い残しが原因である場合もありますが、日頃からベタつきの感覚がない乾燥体質の人は、もしかするとシャンプーで皮脂を洗い流しすぎであることが考えられます。

シャンプーや石鹸では洗浄力が強すぎて皮脂を落としすぎている可能性がありますので、皮膚への刺激が弱く、最も洗浄力が強くないアミノ酸系のシャンプーに変えてみて様子を見るのもいいかもしれません。

3-3. ドライヤーを正しく使う

頭皮の乾燥の原因はもしかするとドライヤーの使い方にあるかもしれません。ドライヤーは非常に高温の熱を出しますので、頭皮の水分を奪い乾燥の原因になります。できるだけ頭皮に負担がかからないドライヤーの仕方をご紹介します。

頭皮に優しいドライヤーの使い方

  1. タオルで頭皮を拭くように乾かす
  2. 髪をタオルで挟んで押さえるように乾かす
  3. ドライヤーは離して使う(20cm以上)
  4. ドラーヤーは常に動かして使う

ちなみに、過度に水分を失わせないように8割くらいまで乾かした後は、冷風にして乾かすか、自然に乾燥させることをおすすめします。

3-4. 化粧水で保湿をする

ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿性が高い頭皮用の化粧水を使って保湿するといいでしょう。指の腹を使ってマッサージするように塗り込み、皮膚に浸透させることでしっかりと水分を保湿してくれるでしょう。

アルコール分を含むものや、防腐剤を含むものなど、保湿を狙っていない商品や、体に害がある可能性のある成分が含まれた商品がたくさん出回っているので注意が必要です。

そこで保湿グッズを選ぶときは「ネットには嘘ばかり!頭皮保湿グッズの真実と道具いらずの対策まとめ」を参考にしながら選んでみましょう。

3-5. 紫外線対策をする

夏場は強い紫外線によって頭皮の細胞が破壊され、皮膚を守る機能が低下し、乾燥の原因になっている場合があります。特に夏場は紫外線対策をして、頭皮を守りましょう。

紫外線対策としては、帽子をかぶる、UVカットのトリートメントなどがあります。なお、帽子をかぶる際は、蒸れて頭皮に悪い影響を及ぼさないように、通気性のいいものを選びましょう。

3-6. 体を動かす

頭皮の乾燥の原因の一つに血行不良がありますが、血は皮膚を作るために必要な栄養素を運ぶ重要な役割を担っています。

運動をして筋肉を使うことで、ポンプのように血を循環させることできるので、血行が良くなります。運動不足を感じる人はウォーキングやジョギングなどの軽い運動からでいいので、体を動かすように心がけましょう。

体を動かすことでストレスの解消にも繋がるので一石二鳥ですね。

3-7. 食生活を正す

あなたの頭皮の乾燥はもしかすると、食生活の乱れが原因かもしれません。皮膚を作るのに必要な栄養素が足りていなかったり、高カロリーなものばかりな食事により、血行不良をおこしている可能性がありますので、食生活から改善していく必要があります。

下記の表は皮膚の乾燥に効果が期待できる栄養素と食べ物の表です。

栄養素 効果 食べ物
ビタミンA  皮膚を維持する、新陳代謝を活発化する  いわし、さば、あなご、うなぎ、卵、牛乳、ピーマン、にんじん
ビタミンB  新陳代謝を活発化乾燥による炎症を抑える 豚肉、レバー、卵、豆類
ビタミンC  コラーゲンの合成、抗酸化作用  レモン、いちご、柿、しいたけ、ピーマン
ビタミンE  血行促進、新陳代謝の活発化  油、ゴマ、アーモンド、豆類、たらこ
セラミド  皮膚を保湿する成分  豆類、こんにゃく、ほうれん草、ヨーグルト、ひじき、わかめ
リノレン酸  細胞分裂の補助  えごま、大豆、小麦、柿
亜鉛  細胞分裂に必要、新陳代謝の活性化  牡蠣、牛肉、たらこ、卵

上記の表を参考にしながら、普段の食生活に積極的に取り入れるようにしましょう。

4. 脂性フケの3つの原因

脂性フケの原因は主に頭皮の皮脂量の多さです。皮脂量が多い状態を生み出す要因は以下の3つです。

  • 皮脂の洗い残し
  • 偏った食生活
  • ストレスや睡眠不足

偏った食生活やストレスなどが原因でホルモンバランスが崩れることによって、皮脂が過剰に分泌されます。

皮脂の量が増え油分のバランスが崩れることで、細胞の循環(ターンオーバー)がはやまります。その結果、頭皮のバリア機能が弱まり外部の刺激を受けやすくなり炎症となります。

下記の図は皮脂の過剰分泌による炎症や乾燥の様子を表したものです。%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-12-13-19-04-31

4-1. 皮脂の洗い残し

脂性フケは頭皮の皮脂量が原因です。洗髪後に頭皮に皮脂が洗い流されず残っていると、炎症の原因になったりバリア機能の低下に繋がるため、頭皮の新陳代謝(ターンオーバー)がはやまり、フケの原因となります。シャンプーでしっかりと皮脂を洗い流し、すすぐことが重要です。

4-2. 偏った食生活

動物性のタンパク質や脂質をたくさん摂取すると皮脂腺が発達すると言われています。

また、油っぽいものや糖質を摂取しすぎることで、脂肪として蓄えられますが、使われなかった脂肪は皮脂として体外に出されてしまうので、食生活も皮脂量に大きく関わっています。

ビタミンが不足するとホルモンバランスの崩れに影響し、皮脂の分泌量に影響します。

4-3. ストレス

ストレスによって男性ホルモンが増えることで、皮脂の分泌量が増えます。

睡眠不足やストレスは、自律神経やホルモンバランスを乱し、男性ホルモンの分泌量を増やします。男性ホルモンは皮脂腺を肥大化させ、皮脂の分泌を活性化させる作用があるので、皮脂の量も多くなってしまいます。

女性の場合は女性ホルモンのエストロゲンが皮脂を抑制する働きがあるため、ストレスにより、エストロゲンの分泌量が減少することで皮脂の分泌が増えます。

5. 脂性フケの3つの対策

皮脂が原因になっている炎症を改善するための方法は主に下記の2つです。

  • 頭皮の皮脂をしっかりと洗い流す
  • 生活習慣を整える
  • 薬を使う

5-1. 頭皮の皮脂をしっかりと洗い流す

頭皮を強く洗いすぎてはいけませんが、正しく洗うことで皮脂は確実に洗い流すことができます。

頭皮の正しい洗い方

  1. シャンプーの前に指の腹で2〜3分程洗う
  2. シャンプーは手の上で泡立ててから使う
  3. 指の腹で洗う
  4. すすぎは3分以上、リンスはその倍以上すすぐ

皮脂が多い方は、頭皮用のオイルを使って皮脂や汚れを浮かし、シャンプーをすることでさらに洗浄効果を高めることができます。

頭皮用オイルの塗り方

  1. 手にオイルを出します。
  2. 指の腹を使って髪をかきあげたり、かき分けるように塗っていきます。
  3. 全体に塗りこんだら5〜10分時間をおきます。
  4. 皮脂や汚れを浮かしたらシャンプーをしてしっかり洗い流します。
  5. すすぎは普段の2〜3倍くらいの時間をかけてしっかりとすすぎましょう。

5-2. 生活習慣を整える

小さな生活習慣の積み重ねが頭皮にも現れてきます。生活習慣を改善することで、確実に皮脂の分泌量を少なくする効果が期待できます。以下に誰にでもできる3つの対策を例にあげましたので、まずはここから取り組んでみでください。

  • 「揚げ物を食べない」など高カロリーな食事を控える
  • いつもより1時間多く睡眠を取る
  • 丸1日しっかりと休息をとる

5-3.薬を使う

薬を使うことであっといいう間にフケがなくなったという人も存在します。

もし、いっこくもはやくフケを治したいという方は皮膚科の診療を受けましょう。

しかし、生活習慣などに原因がある場合は薬を服用して一時的に症状がよくなっても、時間が経つとまた症状が出たりする場合もあります。油断せずに根本の原因の解決を目指しましょう。

6. まとめ

頭皮のフケについて詳しく解説してきましたがいかがでしたでしょうか?

頭皮のフケが出る状態を放っておくと将来的に薄毛や脱毛などになる危険性があります。

頭皮のフケを根本から解決するために最も重要なことは、洗髪と生活習慣です。

頭皮の状態をチェックした上で、あなたの日常の中で気になるポイントを洗い出し、改善していくことできっと頭皮のフケは改善方向にむかうはずです。

あなたの頭皮の悩みが少しでも改善し、健やかな頭皮であり続けることを心から祈っています。

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