頭皮のプロが教える!かゆみが伴うフケ対策の完全ガイド

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「頭がかゆい!でも頭をかくとフケが出る」とかゆみやフケに悩んでいませんか?

フケは、シャンプーを変えたり、洗い方に気をつけるだけでも防止効果が期待できます。しかし、フケは様々な原因が考えられるため、あなたの日常にあるフケの原因を1つずつ改善していかなければなりません。

このページでは頭皮ケアアドバイザーとして500人を超える髪に悩む方にアドバイスを送ってきた筆者が、あなたの頭皮のお悩みを解決するために知っておくべきことを下記の流れで紹介していきます。

  • かゆみ・フケとは?
  • かゆみを伴うフケは病気や感染が原因の場合もある
  • フケ・かゆみを引き起こす原因と対策10選
  • フケとかゆみに効果的なシャンプー選びの3つのポイントとおすすめ
  • おすすめしないフケケア商品

本ページを読んで頂くことで、かゆみを伴うフケの原因から対処法までわかり、悩みが軽くなるでしょう。

1. かゆみを伴うフケとは?

頭をポリポリかくたびにフケが落ちてくると、イヤですよね。

もし、強い痒みをいつも感じて、フケが出ているようなら、病気や何かに感染している可能性もあります。そのため、なるべく早く正しい対処が必要です。

場合によっては皮膚科を受診することをおすすめします。

この章ではまず、フケとは何なのか?かゆみとは何なのか?を知り、正しい対策が取れるように知識をつけましょう。

  • かゆみを伴うフケとは?
  • フケやかゆみの最も根本的な原因
  • フケには2つの種類がある

1-1. かゆみを伴うフケとは?

フケとは、頭皮や皮膚表面の古くなり、剥がれ落ちた角質のことです。フケが出る時にはかゆみを感じている人が多いのも特徴です。

通常、皮膚や頭皮の奥底では、新しい細胞がどんどん作られ、古くなった細胞は少しずつ剥がれていき、新陳代謝(ターンオーバー)を繰り返しています。

通常目に見えないほどの大きさですが、何かがきっかけで、このターンオーバーが乱れてしまうと、まだ未熟な角質がごっそりと剥がれてしまい、目に見えるフケとなっています。

1-2. フケやかゆみの最も根本的な原因

フケやかゆみの原因はターンオーバーの乱れであることはお伝えしましたが、何がきっかけでターンオーバーは乱れてしまうのでしょうか?

頭皮は常に皮脂を分泌し、皮膚表面に存在しているマラセチア菌に分解されることで酸化脂肪酸となり、さらに他の菌の分解されることで、さまざまな刺激から皮膚を守るバリアの役割を果たす膜のようなものをつくっています。

下記の図は、皮脂が菌に分解されバリア機能をもった膜ができるまでを表したものです。

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皮脂の量、マラセチア菌などのバランスが取れている状態が理想ですが、皮脂の量が多くなる、マラセチア菌が増殖するきっかけを与える、刺激が加わるなどによって、バランスが崩れてしまうとターンオーバーが乱れ、フケやかゆみの原因となってしまいます。

そして、かゆみは菌の繁殖による刺激や、ターンオーバーが乱れることでおこる皮膚の乾燥、その他のあらゆる刺激に皮膚が反応して炎症を引き起こした時に、かゆみを感じるようになっています。

1-3. フケには2つの種類がある

フケはパラパラした細かい粉のようなフケや、時々落ちる大きいフケの塊など、フケは下記の2種類があり原因が異なります。

もし、原因がわからないまま対策をしてしまうと、全く改善しない可能性もあるため注意が必要です。

それぞれのフケには特徴がありますので、あなたのフケと見比べながらどちらかのフケなのか検討をつけましょう。

乾性フケ 脂性フケ
  • パラパラと肩に落ちる細かいフケ
  • 頭皮がカサカサと乾燥している
  • 顔の肌が乾燥しやすい方である
  • 頭皮を掻くと大きいフケがとれる
    (爪の中にフケがたまる)
  • 頭皮がベタつく
  • 頭皮にかゆみや赤みがある

いかがでしたでしょうか?

それぞれのフケは、体質や普段の生活によって生み出されます。それぞれに対しての対策については後ほど詳しく紹介していきます。

2. かゆみを伴うフケは病気や感染が原因の場合もある

かゆみを伴うフケの症状は単純に乾燥や皮脂によって出ている場合もあれば、病気や菌による感染や寄生虫まで、あらゆる可能性があります。

病気や感染によるフケの症状として下記の4つがあります。

症状名 特徴 概要
脂漏性皮膚炎 頭だけでなく、眉、耳、鼻などの周りにも赤みが出る 皮脂が多く分泌されることによって常在菌であるマラセチア菌が繁殖し刺激となることであかみやかゆみフケなどの症状が出る
白癬菌(しらくも) 楕円形に髪が抜けたり、フケのような鱗屑(りんせつ)が出る 白線菌はカビの一種で、水虫などと同じ菌が頭皮に感染することでフケが発症します。
乾癬 皮膚が少し盛り上がり、赤い発疹、フケのようなうろこ状の鱗屑 原因不明の皮膚疾患で、血管が拡張し皮膚の新陳代謝が通常の10倍以上の速度で進むため、皮膚が剥がれ落ちていく
しらみ 髪の根元に白い卵がある、髪をかき分けると虫がいる 髪の根元付近に卵を産み、フケと間違われることもある寄生虫で、かゆみを引き起こす

中には人から人へうつってしまうものもあるため、フケの量が多い場合や、かゆみが強い場合はなるべく皮膚科で診断を受けることをおすすめします。

皮膚科であればどこでも問題ないので、お近くの通いやすいところを探して行ってみましょう。

参考までにそれぞれの症状について紹介しておきます。

2-1. 脂漏性皮膚炎

出典:Yahoo知恵袋

脂漏性皮膚炎の原因は脂性フケと同様です。皮脂が分泌され、その皮脂に菌が繁殖することで炎症を引き起こしている症状です。

特徴としては、頭皮だけではなく、耳の周りや眉毛や鼻など、皮脂線が多いところにも赤みが出たり、皮膚が剥がれる症状が起こることです。

脂漏性皮膚炎は、抗菌・抗真菌薬を使って、菌の増殖を抑えたり、ステロイドによってかゆみや炎症を抑えることで治療をします。

2-2. 白癬菌(しらくも)

出典:Yahoo知恵袋

白癬菌(しらくも)が原因でフケになっている可能性もあります。

白線菌はカビの一種で、水虫などと同じ菌が頭皮に感染することでフケが発症します。

汗や皮脂などで湿気があるところを好み、春から夏に向けて発症しやすくなります。

楕円形に髪が抜け、フケのような鱗屑(りんせつ)ができます。脂性のフケや円形脱毛症などとも間違えられやすいため、皮膚科にいって、しっかりと診断をうけましょう。

2-3. 乾癬(かんせん)

出典:http://girlschannel.net/topics/902204/

乾癬とは、皮膚が少し盛り上がって、皮膚に赤っぽい発疹ができ、その上にフケのようなうろこ状の鱗屑が剥がれ落ちていく皮膚疾患です。

乾癬は人に移るものではありませんが、白癬菌のようにうつるフケと混同しがちなので、皮膚科に行って診断してもらいましょう。

2-4. しらみ

出典;http://www.kosodate-ryouhin.co.jp

髪の毛の根元に卵をうむ寄生虫で、成虫になると頭皮から血を吸います。

そのため、かゆみがひどくなり、掻きむしってしまうことで、フケのような症状が出てしまったり、しらみの卵をフケと勘違いしてしまうケースもあります。

主に子供が感染しやすいですが、大人も感染する可能性があります。対策としては、頭についた卵を丁寧に1つずつ取っていくことや、駆除シャンプーで対処することができます。

皮膚科に行けば多くの場合、薬を処方してもらって治療を進めていくことになりますが、普段の生活の中に原因がある場合は、薬が効かなかったり、薬の使用をやめた瞬間に再発してしまうこともあります。

そうならないために、次の章以降では、ターンオーバーが乱れる原因と自宅でできる対策について紹介していきます。

3.  フケ・かゆみを引き起こす原因と対策10選

フケが出る原因はターンオーバーの乱れであるとお伝えしましたが、ターンオーバーが乱れる原因になるものがいくつもあるので、あなたの生活習慣の中に、思い当たる点がないか思い返しながら読み進めていくと良いでしょう。

フケが出る原因は主に下記の10のポイントです。

下記の中のどれか1つ、あるいは複数が絡み合っている可能性があるため、できることから改善していきましょう。

  • シャンプーの洗浄力が強い
  • 洗髪後のすすぎ洗いが不十分
  • 空気の乾燥
  • ドライヤーの熱風
  • 紫外線
  • 偏った食生活
  • 血行不良
  • ストレス
  • パーマやカラー
  • 加齢による皮脂の分泌量の減少

3-1. シャンプーの洗浄力が強い

シャンプーの洗浄力が強すぎることがフケの原因になることがあります。

シャンプーの洗浄力が強いと、皮脂を洗い流しすぎ、皮膚のバリア機能が弱まります。

その結果、頭皮が刺激を受けやすくなり、ターンオーバーが乱れ、フケになっている場合や、皮脂を補うために分泌量が過剰になってしまいフケになってしまう場合があります。

安物のシャンプーは、石油系の洗浄力が強いシャンプーであることも多く、強い洗浄力によって皮脂が洗い流され、すぎている可能性が高いです。

対策

なるべく洗浄力が強すぎず、刺激の少ないシャンプーを選ぶことをおすすめします。

詳しいシャンプーの選び方については次の章で詳しく解説します。

3-2. 洗髪後のすすぎ洗いが不十分

洗髪後のすすぎが不十分ということはないでしょうか?

シャンプーやリンスは思った以上にしっかりとすすがないと、頭皮に残ってしまう可能性があります。

頭皮に残されたシャンプーやリンス、整髪剤が刺激となり頭皮へ刺激となって炎症を引き起こし、バリア機能が弱まることで、フケを引き起こしている可能性があります。

対策

頭皮の脂や汚れはお湯ですすぐだけでも7割〜8割は落ちると言われています。

そして、ほとんどの人は洗浄力の強いシャンプーを使っているため、強く洗い過ぎるなど言語道断です。頭の汚れを洗い流すよりも、シャンプーやリンスを頭に残らないように気をつけることが重要です。

下記のように優しく、すすぎは3分以上おこないましょう。

頭を洗う時の5つのポイント

頭皮は強くゴシゴシこすったり、爪で洗わず、指の腹で優しく洗いましょう。お湯の温度が高ければ高いほど皮脂を浮かせてしまうので、少しぬるいと感じる38℃程度で洗うと良いでしょう。

3-3. 空気の乾燥

湿度が低いことも頭皮の乾燥を招く要因になります。

特に冬は他の季節に比べて湿度が低くなりがちです。さらに暖房の使用などで空気の乾燥状態が続き、頭皮の表面から水分が奪われていくため乾燥状態になります。

頭皮が空気の乾燥によって乾燥することでフケが引き起こされる場合もあります。

対策

乾性のフケが気になる方や、乾燥体質で頭皮に乾燥を感じる場合は、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿性が高い頭皮用の化粧水を使って保湿するといいでしょう。指の腹を使ってマッサージするように塗り込み、皮膚に浸透させることでしっかりと水分を保湿してくれるでしょう。

アルコール分を含むものや、防腐剤を含むものなど、保湿を狙っていない商品や、体に害がある可能性のある成分が含まれた商品がたくさん出回っているので注意が必要です。

そこで保湿グッズを選ぶときは「ネットには嘘ばかり!頭皮保湿グッズの真実と道具いらずの対策まとめ」を参考にしながら選んでみましょう。

3-4.ドライヤーの熱風

髪を乾かす際にも注意が必要です。

乾かさなさすぎると、頭皮の常在菌が繁殖して刺激となり、よくありませんが、熱風をあてることもよくありません。

高温の風を出すドライヤーを頭皮に当てることで頭皮の水分を奪うことになり、乾燥の原因になります。

対策

できるだけ頭皮に負担がかからないドライヤーの仕方をご紹介します。

頭皮に優しいドライヤーの4つのポイント

ちなみに、過度に水分を失わせないように8割くらいまで乾かした後は、冷風にして乾かすか、自然に乾燥させることをおすすめします。

頭を乾かさずに長い時間放置してしまったり、乾かし方が不十分だと、雑菌が繁殖してフケの原因になります。そのため、普段乾かし方が甘いと感じる人はしっかりと乾燥させましょう。

3-5. 紫外線

頭皮が紫外線を浴びることによって皮脂が酸化し、酸化した皮脂が頭皮を刺激します。

酸化された皮脂や、紫外線の刺激によって頭皮のバリア機能が弱くなります。

頭皮のバリア機能が弱まることで、さらに刺激の影響を受けやすくなり、フケの原因になってしまいます。

対策

特に夏場は帽子などで、紫外線対策をして、頭皮を守りましょう。

なお、帽子をかぶる際は、蒸れて頭皮に悪い影響を及ぼさないように、通気性のいいものを選びましょう

3-6. 偏った食生活や食べ過ぎ

バランスの悪い食生活や欧米型の食生活が原因で乾燥肌になる人が増えていると言われています。

特に、タンパク質やビタミン、ミネラルなど皮膚形成や保湿に必要な成分が足りていないことで、皮膚の新陳代謝が正常に行われず、バリア機能や保湿機能が弱まり、乾燥肌に繋がっている可能性があります。

また、脂っぽい食事が多いことが原因で、皮脂線が発達し、皮脂量が多くなり、フケになっている可能性もあります。

対策

あなたの頭皮のフケはもしかすると、栄養不足の可能性もあります。皮膚を作るのに必要な栄養素が足りていなかったり、高カロリーなものばかりな食事により、血行不良をおこしている可能性がありますので、食生活から改善していく必要があります。

下記の表は皮膚の乾燥に効果が期待できる栄養素と食べ物の表です。

栄養素 効果 食べ物
ビタミンA  皮膚を維持する、新陳代謝を活発化する  いわし、さば、あなご、うなぎ、卵、牛乳、ピーマン、にんじん
ビタミンB  新陳代謝を活発化乾燥による炎症を抑える 豚肉、レバー、卵、豆類
ビタミンC  コラーゲンの合成、抗酸化作用  レモン、いちご、柿、しいたけ、ピーマン
ビタミンE  血行促進、新陳代謝の活発化  油、ゴマ、アーモンド、豆類、たらこ
セラミド  皮膚を保湿する成分  豆類、こんにゃく、ほうれん草、ヨーグルト、ひじき、わかめ
リノレン酸  細胞分裂の補助  えごま、大豆、小麦、柿
亜鉛  細胞分裂に必要、新陳代謝の活性化  牡蠣、牛肉、たらこ、卵

基本的に、食べ過ぎないように気をつけ、タンパク質や野菜などのバランスの良い食事を心がけることが重要です。上記の表を参考にしながら、普段の食生活に積極的に取り入れるようにしましょう。

3-7. 血行不良

血行不良が原因で、頭皮の健康に必要な栄養素が十分に頭皮に行き届かないと、皮膚の新陳代謝(ターンオーバーに影響を及ぼします)

例えば、ビタミンなどが不足すると、皮脂が酸化しやすくなります。酸化した皮脂が頭皮を刺激し、頭皮の細胞が剥がれるきっかけとなり、乾燥しやすい頭皮の状態になってしまいます。

対策

運動をして筋肉を使うことで、ポンプのように血を循環させることできるので、血行が良くなります。運動不足を感じる人はウォーキングやジョギングなどの軽い運動からでいいので、体を動かすように心がけましょう。

体を動かすことでストレスの解消にも繋がるので一石二鳥です。

3-8. ストレス

ストレスや睡眠不足により、乾燥に繋がっている可能性もあります。

  • ストレスによるホルモンバランスの乱れ
  • ストレスによる血行不良

女性はストレスにより、女性ホルモンの分泌量が減少します。女性ホルモンは肌の潤いを保つことに大きく関わっています

ストレスや睡眠不足によりにより代謝機能が低下することで、細胞の新陳代謝(ターンオーバー)が乱れ、保湿機能が衰えるため肌の水分量の低下に繋がります。

男性の場合、ストレスが原因で皮脂が過剰に分泌されることもあり、ターンオーバーを乱す原因になっている可能性もあります。

対策① ストレスを和らげる

ストレスの緩和には睡眠が最も簡単で効果的ですが、あなたなりのストレスの発散方法を見つけ、定期的にストレスを発散してあげましょう。

下記の3つはストレスを和らげる効果があると言われているので試してみるといいかもしれません。

    • 太陽の光を浴びる
    • ハーブティーを飲む
    • ヨガ・温泉など

対策② 睡眠の質を高める

睡眠はストレスを溜め込まないための最も効果的な対策です。

特に22時〜2時は成長ホルモンが活発に分泌され、頭皮の合成や新陳代謝も活発になる時間帯であるため、なるべくこの時間帯に睡眠をとることを心がけましょう。

1日6時間以上寝ることがベストですが、1時間半サイクルで睡眠をとると睡眠の質を高めることができると言われており、4時間半、6時間、7時間半などのサイクルを意識しながら睡眠の質を高めてみましょう。

睡眠の質を高めるために、就寝前はスマホの画面を見ない、ホットミルクを飲む、ストレッチをするなども効果的と言われています。

3-9. パーマやカラー

パーマやカラーリングはとても刺激の強い液体を使っているため、頭皮にとっては強い刺激となり、バリア機能も弱ってしまいます。

そのため、パーマやカラーが原因でフケが出ている可能性もあります。

パーマやカラーをおこなって、フケがではじめても、すぐに治るならいいですが、しばらく治らないことがある場合は、パーマやカラーの頻度を抑えるか、行わないようにしてみましょう。

もし、パーマやカラーをする際は美容師さんにあらかじめフケが出ることを伝えることで、頭皮を保護するクリームなどを塗ってから、パーマやカラーをしてもらえる場合があります。

3-10. 加齢による皮脂の分泌量の低下(女性に多い)

女性は、年齢とともに皮脂の分泌量が低下します。

女性は女性ホルモンのエストロゲンが皮脂の分泌を抑制する働きがあるので、年齢と共に女性ホルモンの分泌量が減少することで皮脂の分泌量も減っていきます。

皮脂の量が少なくなることで、保湿機能やバリア機能が弱まり、乾燥しやすくなってしまいます。

4. フケとかゆみに効果的なシャンプー選びの3つのポイントとおすすめ

フケの対策として、とても手軽なシャンプーですが、市販されているシャンプーはかえって逆効果になりそうなものばかりなので注意が必要です。

そのため、フケ対策として効果的なシャンプーを選ぶ上でのポイントや、おすすめのシャンプーについて紹介していきます。

  • シャンプー選びの3つのポイント
  • フケ対策におすすめのシャンプー3選

4-1. シャンプー選びの3つのポイント

フケはターンオーバーを乱すことが原因であるため、なるべく刺激がないシャンプーを選ぶことをおすすめします。

その点で必要なポイントは下記の3つです。

  • 無添加・・・防腐剤、刺激物が入ってないことで刺激を減らす(頭皮に優しい)
  • 天然オイル入り・・・天然オイルで髪をコーティングできる(髪に優しい)
  • アミノ酸系シャンプー・・・洗浄力が強すぎず、適度に皮脂を残しバリア機能を守る(頭皮に優しい)

無添加

シャンプーには下記に示すような添加物と呼ばれる成分が入っていることが多いです。

添加物とは・・・

シリコン・石油系界面活性剤・防腐剤・人工香料・人工着色料

上記に示すような物質で、薬局などで販売されているほとんどのシャンプーに含まれていますが、これらの成分が含まれていないシャンプーを無添加と言っています。

無添加のシャンプーを使えば、刺激を与えないで済むため、今まで添加物を含んだ成分でシャンプーをしていた人はフケを改善できる可能性があります。

天然オイル入り

一般的なシャンプーには、シリコンなどが入っており、髪をコーティングしてスルスルと通りをよくしてくれますが、無添加のものは、シリコンも入っていないため、ギシギシした質感になりがちで髪にはよくありません。

そのため、無添加でも綺麗な髪を保つために、天然のオイルが入ったシャンプーをおすすめします。

シリコンが入っていなくとも、自然のオイルの力で頭皮に優しく、髪をスルスルと通りをよくしてくれます。

アミノ酸系シャンプー

シャンプーには界面活性剤(水では落とせない汚れをとる成分)の種類によって下記のように種類があります。

界面活性剤の種類 刺激の強さ 価格 備考
硫酸系シャンプー ×
強い

安め
1000円以下
1000円以下のシャンプーはだいたいこれ
石鹸系シャンプー
中位

中位
2000円前後
石鹸カスが頭皮に残りやすい
アミノ酸系シャンプー
弱い
×
高め
3000円以上
皮脂を落としすぎないので最も良い

硫酸系シャンプーは非常に洗浄力が強すぎるためおすすめできません。薬局などで販売されている市販のもののほとんどが硫酸系のシャンプーです。また、刺激は少し抑えられますが、石鹸系のシャンプーは石鹸独特のカスが頭皮に残りやすかったり、ギシギシした仕上がりになるためおすすめできません。

そのため、刺激も少なく、皮脂を落としすぎないアミノ酸系のシャンプーを選びましょう。

これらの3つのポイントを抑えたおすすめのシャンプーを次に紹介します。

4-2. フケ対策におすすめのシャンプー3選

アミノ酸シャンプーの中でも添加物や、刺激が少なく人気のシャンプーを3つ紹介します。

  • モーガンズシャンプー
  • haru 黒髪スカルプ・プロ
  • &GINO プレミアムブラックシャンプー

これらのシャンプーは刺激が少なく、頭皮を優しく適度に洗浄できるおすすめのシャンプーです。

普段、市販のシャンプーで洗っていてフケが出てしまっている人も、少し背伸びをして、これから紹介するシャンプーで正しく髪と頭皮を洗えば、たちまちフケの悩みが解決してしまうかもしれませんね。

モーガンズ シャンプー2,800円~3,400円

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出典:Amazon

  • 界面活性剤:植物性アミノ酸
  • 頭皮への刺激:少なめ

モーガンズ シャンプー』は、洗浄力も高く頭皮ケアに重きを置いているシャンプーです。泡立ちは特に特徴がないが、きしみやぬるつきがあまりなく、しなやかな洗い心地のシャンプーです。

洗浄力も高く、頭皮の保湿やかゆみを抑えるなど頭皮ケア的な側面が強いです。

少し、割高感はあるのと、独特なオリエンタルな匂いが特徴です。アミノ酸シャンプーですが、洗浄力はしっかりと保っているので、脂性フケの人におすすめです。

haru 黒髪スカルプ・プロ:4,000~4,500円

スクリーンショット 2016-08-24 11.43.57

  • 界面活性剤:天然(アミノ酸)
  • 育毛成分:キャピキシル他

haru 黒髪スカルプ・プロ』は、天然成分100%にこだわって作られた女性向けのアミノ酸系シャンプーです。

頭皮に優しいだけでなく、注目のスカルプ成分「キャピキシル」を高濃度配合したほか、頭皮環境を整える天然成分を多数配合しています。

ユーザーへのアンケートの結果、93%が効果を実感するなど頭皮にお悩みの方の多くがその効果を実感しています。頭皮に悩みがある方にはよいでしょう。

&GINO プレミアムブラックシャンプー:5,000~5,200円

スクリーンショット 2016-08-24 11.44.28

  • 界面活性剤:天然(アミノ酸)
  • 育毛成分:21種類の植物成分

&GINO プレミアムブラックシャンプー』は頭皮に栄養を与える、21種類の天然植物成分を配合したアミノ酸系のシャンプーです。

頭皮を傷めるような石油系界面活性剤や防腐剤・合成香料・着色料を使っていないため、頭皮にとことん優しいのが特長です。

それだけ優しいシャンプーなので、「3分ヘアパック」が推奨されています。「3分ヘアパック」とはシャンプーをつけたまま3分間放置し、頭皮全体にシャンプーの栄養を行き渡らせると言う画期的なお手入れ方法です。

そのため、「頭皮に優しい成分」+「3分パック」で頭皮ケアがきちんとできるおすすめのシャンプーです。

乾燥肌の人も、脂性肌の人にもおすすめのシャンプーです。

5. おすすめしないフケケア商品

フケのケアや、保湿の商品としてあらゆるものが出回っていますが、その商品はどんな効果があるのか?フケを解消するために何を改善すべきなのか?しっかりと考えなければ、宣伝にだまされて間違った対策をしてしまうことになります。

この章ではフケケア商品の真実を紹介していきます。

  • 乾性フケに薬用シャンプーはおすすめしない
  • 市販の無添加シャンプーはおすすめしない
  • 乾性フケに市販の化粧水はおすすめしない
  • オイルで保湿はおすすめしない

5-1. 乾性フケに薬用シャンプーはおすすめしない

フケやかゆみに効く薬用シャンプーとして「メディクイックH」「オクト」などが薬局などで販売されています。これらのシャンプーには、主に抗菌作用がある成分が入っています。

皮脂が多い人は頭皮の常在菌が増え、ターンオーバーを乱す可能性が高いため、薬用シャンプーによって、菌の繁殖を抑える効果が期待できるため、頭皮にべたつきを感じる人や、脂性の肌の人には効果がある可能性があります。

しかし、乾燥肌の人の乾性フケは、乾燥が原因であり、炎症を引き起こしていることが1つの原因であるため、薬用シャンプーを使ってもあまり効果は期待できないでしょう。

私自身、脂性のフケに悩み、薬用シャンプーを試したことがありましたが改善しませんでした。理由としては、薬用シャンプーに含まれる添加物が刺激となっていることや、菌の増殖を抑えると言っても皮脂の分泌を劇的に抑えるわけではないため効果がなかったのだと考えられます。

5-2. 市販の無添加シャンプーはおすすめしない

シャンプーには下記に示すような添加物と呼ばれる成分が入っていることが多いです。

添加物とは・・・

シリコン・石油系界面活性剤・防腐剤・人工香料・人工着色料

上記に示すような物質で、薬局などで販売されているほとんどの市販のシャンプーに含まれていますが、これらの成分が含まれていないシャンプーを無添加と言っています。

無添加のシャンプーを使えば、刺激を与えないで済むため、今まで添加物を含んだ成分でシャンプーをしていた人はフケを改善できる可能性があります。

しかし、上記のような無添加のシャンプーは、無添加であるかわりに髪をコーティングする成分が含まれていないため、髪がギシギシした仕上がりになりがちであるためおすすできません。

一般的なシャンプーにはシリコンなどで滑りをよくしていますが、これらのシャンプーには含まれていないためです。(シリコンは必ずしも悪い成分ではありません)

5-3. 市販の化粧水はおすすめしない

「化粧水やオイルなどを使って保湿をすると良い」という情報がありますが、「h&s地肌マッサージクリーム」「キュレル」などの化粧水の中には、防腐剤やアルコールの強いものなど、かえって頭皮に刺激を与えてしまうものが多く存在します。

私も使ってみたことがありましたが、頭が痒くなりフケが悪化したので、あまりおすすめしません。

おすすめの化粧水

化粧水はいくつもありますが、刺激成分が入っておらず、かつ、コラーゲンやヒアルロン酸など、しっかりと保湿成分が入ったものを選びましょう。参考までにおすすめの化粧水を1つ紹介しておきます。

すこやか地肌

すこやか地肌』は頭皮にフケやかゆみの悩みを抱える人のための頭皮保湿ローションです。

ヒアルロン酸、コラーゲン、アルガンオイルなど、たくさんの美容成分が配合されています。また、抗炎症作用や、抗菌作用を持つ成分も含まれ、かゆみを改善する効果が期待できます。

乾性フケの人におすすめのローションです。

初回限定価格 ¥1,980
定期購入 ¥4,980
単品購入 ¥6,200

45日間の間は全額返金保証が付いているので、何か気に入らなかったり、肌に合わない場合も安心です。

すこやか地肌公式ページ

http://mejshop.jp/sukoyaka/y/?ad_code=ossjaw

5-4. オイルで保湿はおすすめしない

実は、オイルには保湿作用はありません。

皮脂は頭皮を守るバリアのような役割を果たしていますが、皮脂に保湿作用はありません。皮脂の減少や、増加により、皮脂のバリア機能が弱まることで、皮膚表面がダメージを受け乾燥しやすい状態となります。

本来、皮膚表面にあるセラミドによって水分の蒸発を防いでいますが、オイルを塗ることで、このセラミドを溶かして剥がれやすくしてしまうため、かえって保湿機能を失いやすくなってしまう可能性さえあります

オイルは皮脂の役割を担えるわけではなく、皮膚に浸透して水分を保持できるわけではないためオイルで頭皮を保湿をするというのは間違いになります。

水分を逃がさないようにしているのは下記の図のような保湿因子やセラミドです。

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皮膚に浸透して、細胞間脂質(セラミド)やNMF(天然保湿因子)のように、水分を溜め込み、皮膚を保湿する役割を果たす「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」などを含んだ保湿化粧水やローションを使いましょう。

おすすめは先ほど紹介した『すこやか地肌』です。

「ホホバオイル」「椿油」「オリーブオイル」「米ぬか油」などの有名なオイルがありますが、保湿を目的にはおすすめしません。

5. まとめ

かゆみを伴うフケの原因から対策について詳しく紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

かゆみを伴うフケの症状は、病気や菌などの感染の可能性もあるので、一度は皮膚科に行くことをおすすめします。

皮膚科に行き薬を使ったとしても、普段の生活に原因がある場合は改善しなかったり、再発のおそれもありますので、今回紹介した対策を参考にしながら、できることから改善していきましょう。

あなたのフケの悩みが軽くなることを心から祈っています。

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