頭皮のプロが選ぶ!フケ・かゆみにおすすめのシャンプー14選

頭皮のプロが選ぶ!フケ・かゆみにおすすめのシャンプー14選

「フケやかゆみはシャンプーで治る?」「どのシャンプーを選べばいいの?」など、フケやかゆみに悩む時、シャンプーで改善したいと考えていませんか?

フケやかゆみはシャンプーの選び方に気をつけるだけでも改善の余地があります。ただし、フケは厄介で、シャンプーだけでは改善できない可能性もあります。

このページでは頭皮ケアアドバイザーとして1000人を超える髪に悩む方にアドバイスを送ってきた筆者が、フケやかゆみについてシャンプーだけでなく、その他重要な対策も含めて下記の流れで紹介していきます。

  1. フケやかゆみはシャンプーで改善できるの?
  2. フケやかゆみの原因
  3. フケ・かゆみに効果的なシャンプーの選び方
  4. 乾性フケ・かゆみにおすすめのシャンプー10選
  5. 脂性フケ・かゆみにおすすめのシャンプー10選
  6. 選んではいけない!?シャンプーを選ぶ際の注意点
  7. 毎日の正しい髪と頭皮ケア
  8. フケやかゆみを改善するためにすべき日頃のケア7選

このページを読んで頂くことで、フケ・かゆみにどんなシャンプーを選べばいいのかわかり、改善に向けて大きな一歩となるでしょう。

1. フケやかゆみはシャンプーで改善できるの?

結論からいうと、フケやかゆみは、シャンプーを変えることで改善できる可能性があります。

多くの人が使っているシャンプーは洗浄力が強すぎて、頭皮の皮脂を落としすぎです。これが原因でフケやかゆみを引き起こしている可能性もあります。

そのため、シャンプーを正しく選び、悩みを解決しましょう。

【まとめ】おすすめのシャンプーはこれ!

このページではフケの原因をしっかり理解した上で、シャンプーを比較していただけるように説明を進めます。

長くなってしまったので結論を先に言うと、フケとかゆみに最もおすすめのシャンプーは、悩みに合わせて下記の2つです。

私も使っていましたが、この2つはコスパ、使用感ともに大満足でした。

2. フケやかゆみの原因

まずはじめに、フケやかゆみについて正しい知識を持っていなければ、間違った対策をしてしまい症状を悪化させてしまいかねません。

この章で最初にフケやかゆみの原因や、フケの種類についてしっかりと理解をしましょう。

2-1. フケとは?フケの原因

フケが出る仕組み

フケとは、頭皮や皮膚表面の古くなり剥がれ落ちた角質のことです。フケが出る時にはかゆみを感じている人が多いのも特徴です。

通常、皮膚や頭皮の奥底では新しい細胞がどんどん作られ、古くなった細胞は少しずつ剥がれていき、新陳代謝(ターンオーバー)を繰り返しています。

通常目に見えないほどの大きさですが、何かがきっかけでこのターンオーバーが乱れてしまうと、まだ未熟な角質がごっそりと剥がれてしまい、目に見えるフケとなっています。

フケの2つの種類

実は、フケには下記の2種類があり、フケの状態が少し異なります。

かゆみを感じる人も乾燥が原因でかゆみを感じているのか?皮脂が原因でかゆみが出ているのか?シャンプーを選ぶ際の目安になりますので、一緒にチェックしましょう。

それぞれのフケには特徴がありますので、あなたのフケや体質と比べながらどちらかのフケなのか検討をつけましょう。

乾性フケ脂性フケ
乾性フケのイメージ脂性フケのイメージ
特徴
  • パラパラと肩に落ちる細かいフケ
  • 頭皮がカサカサと乾燥している
  • 乾燥肌である
  • 頭皮にかゆみがある
  • 頭皮を掻くと大きいフケがとれる
    (爪の中にフケがたまる)
  • 頭皮がベタつく
  • ニキビのような赤みがある
原因
  • 乾燥しやすい体質
  • 皮脂の洗い流しすぎ
  • 生活習慣
  • 皮脂が多い体質
  • 脂っぽい食事
  • 生活習慣

画像引用:https://www.aderans.co.jp/… https://www.youtube.com…

いかがでしたでしょうか?

フケは体質や日々の生活によって引き起こされます。

乾性フケと脂性フケでは選ぶべきシャンプーも違ってきますので、まずあなたはどちらのフケなのか目星をつけましょう。

2-2. かゆみとは?かゆみの原因

かゆみとは皮膚に存在する細胞から、ヒスタミンという物質が分泌されることで、脳がかゆいと感じるとされています。

主に、かゆみとは皮膚に刺激が加わることで生じる感覚で、主に頭皮で言えば下記のようなものがかゆみを引き起こす刺激となります。

  • 頭皮の乾燥
  • 皮脂の過剰分泌
  • 雑菌の繁殖
  • 物理的な刺激

そして、これらの刺激が日頃から加わっている頭皮では、皮膚の新陳代謝が乱れ、フケも生じやすいのです。

2-3. シャンプーを変えることでできること

頭皮では常に皮脂が分泌されていますが、現代では食器用洗剤並とも言われるほどの洗浄力を持ったシャンプーを使っている人がとても多いです。

そういったシャンプーを使っていると、必要な皮脂まで落ちて頭皮のバランスが乱れてしまい、ふけやかゆみに繋がります。

逆にシャンプーを洗浄力などに気をつけてきちんと選べば、下記のような効果が期待できます。

  • 頭皮の皮脂を適度に残す
  • 頭皮の菌の増殖を防ぐ
  • 頭皮の炎症を抑える

そのため、フケやかゆみに悩んでいる人は、まずはシャンプーを見直すところから始めましょう。

3. フケ・かゆみに効果的なシャンプーの選び方

フケやかゆみの原因がわかったところで、フケやかゆみ対策としてどのようなシャンプーを使えば良いのかについて紹介します。

まず、乾性フケ、脂性フケ、かゆみ、どちらにも共通するシャンプー選びのポイントについて紹介し、その後、症状に合わせて選ぶ方法を紹介します。

3-1. シャンプーを選ぶ際の3つのポイント

シャンプーを選ぶ際のポイントは3つです。

  1. 洗浄力が強すぎないこと←フケ・かゆみには最も重要!
  2. 添加物が少ないこと
  3. オイル入り←(コンディショナーやリンスを使わない人)

① 洗浄力が強すぎない

まず、洗浄力が優しいシャンプーを選ぶことが重要です。

シャンプーには界面活性剤(水では落とせない汚れをとる成分)の種類によって下記のように種類があります。

洗浄力の強さは界面活性剤の種類によって決まります。

界面活性剤の種類刺激(洗浄力)の強さ価格備考
硫酸系×
強い
1000円以下ドラッグストアの1000円以下のシャンプーはだいたいこれ
石鹸系
中位
1000円前後石鹸カスが頭皮に残りやすい
アミノ酸系
弱い
2000円以上洗浄力が適度で頭皮や髪に優しい

主にドラッグストアなどで販売されている「1000円以下のシャンプー」や「せっけんシャンプー」と記載されているシャンプーの界面活性剤は硫酸系や石鹸系で、洗浄力が強いです。

あくまでも目安ですが、2000円以上のシャンプーはアミノ酸系の界面活性剤を使っており、洗浄力も優しいです(高ければいいというわけではないのでご注意を!)

主なアミノ酸系の洗浄成分

  • ココイルグルタミン酸na
  • ココイルメチルタウリンNa
  • ラウロイルメチルアラニンNa 

② 添加物が少ないこと

シャンプーには、アルコール、パラベンなどの添加物が必ずといっていいほど入っています。

シャンプーを腐らせないためには必要な成分なのですが、肌が敏感な人はこれらの成分も刺激になっている可能性があります。

そのため、なるべく無添加なものを選ぶようにしましょう。

③ オイル入り

一般的なシャンプーには、シリコンなどが入っており髪をコーティングしてスルスルと通りをよくしてくれますが、無添加のものは、シリコンも入っていないためギシギシした質感になりやすく、髪の仕上がりには不満を持ってしまうかもしれません。

ただし、天然のオイルが入ったシャンプーであれば、シリコンが入っていなくとも自然のオイルの力で頭皮に優しく、髪をスルスルと通りをよくしてくれます。

主にリンスやコンディショナーを使わない人はオイルが入っているものがおすすめです。

3-2. 結局どんなシャンプーを選べばよいの?

基本的には、乾燥体質の人も皮脂の量が多い人も洗浄力が優しいものを選ぶことをおすすめします。

しかし、あまりにも皮脂の量が多く頭皮がベタついていたりする人は、有効成分として抗菌作用や抗炎症作用などが配合されているシャンプーを試すと良いでしょう。

すなわち

  • 乾燥が原因のフケ/かゆみ・・・とにかく低刺激のシャンプー
  • 皮脂の量が原因のフケ/かゆみ・・・抗菌作用・抗炎症作用などの有効成分が入ったシャンプー

を選ぶことをおすすめします。

ここからは、下記の流れで悩みに合わせたシャンプーを紹介します。

4. 乾性フケ・かゆみにおすすめのシャンプー10選

乾性フケやかゆみには、とにかく洗浄成分が優しいシャンプーを選ぶことをおすすめします。

皮膚はとても敏感になっていると想定されるので、それに加えてなるべく添加物なども控えられているものが好ましいです。

そこで、今人気で洗浄力が優しいと評判のシャンプー20種類を成分や刺激成分について比較しました。下記はその中での上位10位までです。

シャンプー評価添加物
刺激成分
1位
haru ”kurokamiスカルプ”
haru ”kurokamiスカルプ”のイメージ
2ヶ月ごと定期コース:¥3,256/400ml
通常:¥4,070
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ココイルグルタミン酸TEA
コカミドDEA
ココイルメチルアラニンNa
ココイルグリシンKなど
【刺激成分】
エタノール
2位
ハーバニエンス
ハーバニエンスシャンプーのイメージ
2ヶ月ごと定期コース:¥2,200/300ml
(セット¥4,400〜)
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ラウロイルメチルアラニンNa
ココイルグルタミン酸Na
ココアンホプロピオン酸Na
コミカドプロピルベタインなど
【刺激成分】
3位
ブラックシャンプー
ブラックシャンプーのイメージ
定期コース:¥4,752/400ml
通常:¥5,280
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
コミカドプロピルベタイン
ココイルグリシンK
ラウリルグルコシド
ココイルグルタミン酸TEAなど
【刺激成分】
エタノール
 モーガンズノンシリコン
アミノ酸シャンプー白樹

モーガンズノンシリコンアミノ酸シャンプー白樹のイメージ
¥2,860〜/300ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
デシルグルコシド
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
コカミドプロピルベタイン
ラウロイルメチルアラニンNaなど
【刺激成分】
安息香酸Na
ポリクオタニウム-10
エチドロン酸4Naなど
マイナチュレシャンプー

1ヶ月ごと定期コース:¥2,979/280ml
通常:¥3,696
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
コカミドプロピルベタイン
ラウロイルメチルアラニンNa など
【刺激成分】
フェノキシエタノール
安息香酸ナトリウム など
  アスタリフトスカルプ
フォーカスシャンプー

アスタリフトスカルプフォーカスシャンプーのイメージ定期コース:¥1,980/200ml
通常:¥2,200+送料200
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ココイルアラニンTEA
ココイルサルコシンNa
PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na
ラウリルベタインなど
【刺激成分】
メチルパラベン
安息香酸Na
オレイルアルコールなど
ZACCパールリッチシャンプー
ZACCパールリッチシャンプーのイメージ¥6,380/400ml
コンディショナーセット
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
コカミドプロピルベタイン
スルホコハク酸ラウレス2Na
ココイルグルタミン酸TEA
など
【刺激成分(添加物)】
フェノキシエタノール
メチルパラベン
プロピルパラベン
香料など
 ボタニカルシャンプー
(モイスト)
¥1,540/490ml
洗浄成分:
刺激成分:×
 【洗浄成分】
コカミドプロピルベタイン
ココイルメチルタウリンNa
ラウロイルメチルアラニンNaなど
【刺激成分(添加物)】
エタノールベヘントリモニウムクロリド,ジステアリルジモニウムクロリド,香料
フェノキシエタノールなど
 守り髪シャンプー
守り髪ベースメイクシャンプーのイメージ
¥3,080/400ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
スルホン酸Na
コカミドDEA
ココイルグルタミン酸TEA
【刺激成分(添加物)】
エタノール
フェノキシエタノール
メチルパラベン
プロピルパラベンなど
凛恋(ローズ&ツバキ)
凛恋ローズ&ツバキシャンプーのイメージ¥1,980/480ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
コカミドプロピルベタイン
ココイルメチルタウリンNa
ラウロイルサルコシンTEA
など
【刺激成分(添加物)】
ラウラミドDEA:
ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル
フェノキシエタノールなど

<評価軸>
洗浄成分・・・アミノ酸系・ベタイン系・グルコシド系◎/スルホコハク酸系◯/スルホン酸系・硫酸系△/
刺激成分( 添加物)・・・0つ◎/1つ◯/2つ△/3つ以上×

その結果、最もおすすめだった下記の2つのシャンプーについて紹介します。

『haru ”kurokamiスカルプ”』

haru ”kurokamiスカルプ”のイメージ

haru ”kurokamiスカルプ”』は、天然成分100%にこだわって作られた無添加シャンプーで、今女性にも男性にもとても人気のアミノ酸シャンプーです。

頭皮環境を整える天然成分を多数配合しており、頭皮に優しくフケのケアにも最適です。髪の仕上がりもスルスルとなめらかな仕上がりになります。

ユーザーへのアンケートの結果、93%が効果を実感するなど、頭皮にお悩みの方が大絶賛するシャンプーです。

  • 定期購入(2ヶ月毎): ¥3,256/400ml ←1ヶ月あたり1,628円!
  • 通常:¥4,070
  • 特徴: アミノ酸シャンプー、100%天然由来、無添加、ノンシリコン

haru「kurokami スカルプ」公式ページ

https://www.haru-shop.jp/

『ハーバニエンス』

ハーバニエンスのイメージ

ハーバニエンス』は、天然由来成分無添加100%のシャンプーで、あらゆるメディアや雑誌で紹介され、SNSでも大人気のアミノ酸シャンプーです。

植物由来のオイルや、美容成分がたっぷり入っているので、頭皮を優しくケアしながら、美しい艶のある髪に仕上げてくれます。

ハーバニエンスシャンプーは定期で購入すると¥2,200、コンディショナーとセットで購入しても¥4,400なので、とてもコスパの良いシャンプーです。15日間の返金保証もついているのでもしもの時も安心できますね。

  • 定期購入(2ヶ月毎): ¥2,200/300ml  ←1ヶ月あたり1100円!
    (コンディショナーセット¥4,400)
  • 特徴: アミノ酸シャンプー、無添加、オイル入り

ハーバニエンス公式ページ

http://www.herbgarden-sf.com/

5. 脂性のフケ・かゆみにおすすめのシャンプー10選

脂性のフケやかゆみがある人におすすめのシャンプーを紹介します。

先ほどご紹介したシャンプーを使っても良いのですが、皮脂が原因の場合、洗浄力は優しくても、抗菌作用や抗炎症作用などが入っているものの方が好ましいです。

今回は薬用シャンプーと呼ばれるシャンプーや皮脂の多い人向けとして販売されているシャンプーをまとめ、下記のように比較をおこないました。

シャンプー評価成分
1位
KADASON
KADASONのイメージ¥2,622〜/250ml
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ラウラミドプロピルベタイン
【刺激成分(添加物)】
エタノール
【有効成分】
サリチル酸
グリチルリチン酸2K
2位
コラージュフルフルネクスト
コラージュフルフルネクストのイメージ
¥2,500前後/400ml
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン
ラウロイルメチル-β-アラニンNa液
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
【刺激成分(添加物)】
ピロクトンオラミン
【有効成分】
ミコナゾール硝酸塩
ピロクトンオラミン
メディクイックH

¥1,500前後/320ml
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸Na
【刺激成分(添加物)】
エタノール
香料
フェノキシエタノール
【有効成分】
ミコナゾール硝酸塩
グリチルリチン酸2K
チャップアップシャンプー

1ヶ月ごと定期コース:¥3,280/300ml
¥5,300/300ml
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
コカミドプロピルベタイン
ココイルグルタミン酸2Na
コカミドメチルMEA
ラウロイルアスパラギン酸Naなど
【刺激成分(添加物)】
安息香酸Na
エタノール など
【有効成分】
グリチルリチン酸2K
リマーユ スカルプシャンプー
リマーユ スカルプシャンプーのイメージ¥4,000前後/400ml
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
ラウロイルメチルアラニンNa
ラウロイルアスパラギン酸Na
コカミドプロピルベタイン
【刺激成分(添加物)】
エタノール
フェノキシエタノール
【有効成分】

グリチルリチン酸2K
ウーマシャンプー
ウーマシャンプープレミアムのイメージ
2ヶ月ごと定期コース:¥3,460/300ml
通常:¥4,950
洗浄成分:
刺激成分:
【洗浄成分】
N-ヤシ油脂肪酸アシル-DL-アラニントリエタノールアミン液
N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液
ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液
【刺激成分(添加物)】
フェノキシエタノール
【有効成分】
グリチルリチン酸2K
薬用シャンプースカルプD

¥3,973/350ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウム液
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液
ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウムなど
【刺激成分(添加物)】
無水エタノール
エタノール
粘度調整剤 など
【有効成分】

ピロクトンオラミン
グリチルリチン酸2K
サリチル酸
モンゴ流シャンプーEX
モンゴ流シャンプー EXのイメージ2ヶ月ごと定期コース:¥4,400/400ml
(定期初回¥3,300)
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
ココイルグルタミン酸TEA
ラウロイルメチルアラニンNa

コカミドプロピルベタイン
【刺激成分(添加物)】
安息香酸Na
フェノキシエタノール
エタノールなど
3DボリュームアップシャンプーEX
3DボリュームアップシャンプーEXのイメージ¥1,650/460ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
【刺激成分(添加物)】
EDTA-2Na、安息香酸Na、ピロ亜硫酸Na、フェノキシエタノール、香料
【有効成分】

グリチルリチン酸2K
オクト薬用シャンプー
オクト薬用シャンプーのイメージ¥544/320ml
洗浄成分:
刺激成分:×
【洗浄成分】
ラウレス硫酸Na
ラウリン酸アミドプロピルベタイン液
【刺激成分(添加物)】
安息香酸Na
黄203、緑3、香料
【有効成分】
ピロクトンオラミン

<評価軸>
洗浄成分・・・アミノ酸系・ベタイン系・グルコシド系◎/スルホコハク酸系◯/スルホン酸系△/硫酸系×/
刺激成分( 添加物)・・・0つ◎/1つ◯/2つ△/3つ以上×

この中で最もおすすめの『KADASON』を紹介します。

『KADASON』

KADASONのイメージ

KADASON』は皮膚科医が監修し、すこやかな頭皮環境のために開発されたこだわりのシャンプーです。

頭皮ケアができる成分が配合されており、頭皮のベタつきやフケ、かゆみに悩む人など、脂漏性皮膚炎でしっかりと頭皮の洗浄が必要な人におすすめです。

頭皮への刺激は優しく、それでいてしっかりと洗えます。筆者もフケに悩んだ時に使っていましたが、1回2回使っただけで頭皮の調子がよくなり、フケが治るまで愛用しました。

  • 定期購入:¥2,622
  • 通常:¥3,278
  • 特徴:抗炎症成分・抗菌成分配合、ベタイン系

KADASON 公式ページ

https://ysmd-online.jp/

6. 選んではいけない!?シャンプーを選ぶ際の注意点

これまで、シャンプーを選ぶ時のポイントやおすすめを紹介してきましたが、もし自分でシャンプーを探したい場合は、注意したいポイントがありますので紹介しておきます。

  1.  乾性フケの人は薬用シャンプーはダメ!
  2.  無添加でも洗浄力の強いシャンプーに注意!

① 乾性フケの人は薬用シャンプーはダメ!

メディクイックHとオクト

フケやかゆみに効く薬用シャンプーとして「メディクイックH」「オクト」などが薬局などで販売されています。これらのシャンプーには、主に抗菌作用がある成分が入っています。

皮脂が多い人はその皮脂の多さがフケにつながるため、薬用シャンプーで皮脂を落とし菌の繁殖を抑える作用によって、改善できる可能性があります。

しかし、乾燥肌の人の乾性フケやかゆみは乾燥が原因であるため、薬用シャンプーを使ってもあまり効果は期待できないでしょう。

さらに、薬用シャンプーは洗浄力が強い傾向にありますので、安易に選ぶと皮脂の落としすぎでフケやかゆみが悪化する可能性もあるので注意しましょう。

② 無添加でも洗浄力の強いシャンプーに注意!

無添加でも洗浄力の強いシャンプーの例

先ほど、無添加のシャンプーがおすすめであることをお伝えしましたが、単純に「無添加」と記載があるだけでは判断できません。

無添加であっても洗浄力が強ければ頭皮にはよくないためです。

そのため、まずは洗浄成分に着目するようにしましょう。

7. 毎日の正しい髪と頭皮ケア

頭皮の毎日のケアと言えばお風呂に入って、髪を洗い、髪を乾かしますよね。シャンプー選びも大事なのですが、頭の洗い方やドライヤーの仕方が悪いと、フケやかゆみの原因になってしまいます。

フケやかゆみの改善には特に大事なポイントですので、日頃のやり方を思い出しながら、実践してみてくださいね。

特に髪が長い方や、めんどくさがりの人は要注意ですよ!!

7-1. 洗髪時の5つのポイント

頭皮の脂や汚れはお湯ですすぐだけでも7割〜8割は落ちると言われています。

そして、ほとんどの人は洗浄力の強いシャンプーを使っているため、強く洗い過ぎることもよくありません。

下記の5つのポイントに注意しながら丁寧に洗髪をしましょう。

頭を洗う時の5つのポイント

また、頭の汚れを洗い流すよりも、シャンプーやリンスを頭に残らないようにすすぎにも気をつけることが重要です。

7-2. ドライヤーも丁寧に!

頭皮の乾燥が原因のフケやかゆみはもしかするとドライヤーの使い方にあるかもしれません。

ドライヤーは非常に高温の熱を出しますので、頭皮の水分を奪い乾燥の原因になります。

できるだけ頭皮に負担がかからないドライヤーの仕方をご紹介します。

ドライヤーの4つのポイント

ちなみに、過度に水分を失わせないように8割くらいまで乾かした後は、冷風にして乾かすか、自然に乾燥させることをおすすめします。

頭を乾かさずに長い時間放置してしまったり乾かし方が不十分だと、雑菌が繁殖してターンオーバーが乱れる原因になります。

そのため、普段乾かし方が甘いと感じる人はしっかりと乾燥させましょう。

8. フケやかゆみを改善するためにすべき日頃のケア7選

ここまで、シャンプーや頭皮ケアについての対策をご紹介してきましたが、実はシャンプー以外にも日々の生活の中にはたくさん気をつけないといけないことがたくさんあります。

この章ではフケやかゆみに繋がるものと、その対策について紹介していきますので、「できていないな」と思うものから改善していきましょう。

  1. 空気の乾燥
  2. 強い紫外線
  3. 偏った食生活
  4. 血行不良
  5. 過度なストレスや睡眠不足
  6. パーマやカラー
  7. 加齢による皮脂の分泌量の減少

① 空気の乾燥

湿度が低いことも頭皮の乾燥を招く要因になります。

特に冬は他の季節に比べて湿度が低くなりがちです。さらに暖房の使用などで空気の乾燥状態が続き、頭皮の表面から水分が奪われていくため乾燥状態になります。

頭皮が空気の乾燥によって乾燥することでフケが引き起こされる場合もあります。

対策

乾性フケが気になる方や、乾燥体質で頭皮に乾燥を感じる場合は、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿性が高い頭皮用の化粧水を使って保湿するといいでしょう。

指の腹を使ってマッサージするように塗り込み、皮膚に浸透させることでしっかりと水分を保湿してくれるでしょう。

アルコール分を含むものや防腐剤を含むものなど保湿を狙っていない商品や、体に害がある可能性のある成分が含まれた商品がたくさん出回っているので注意が必要です。

そこで保湿グッズを選ぶときは「これだけやれば頭皮の保湿は完璧!プロが教える対策9選」を参考にしながら選んでみましょう。

② 強い紫外線

頭皮が紫外線を浴びることによって皮脂が酸化し、酸化した皮脂が頭皮を刺激します。

酸化された皮脂や、紫外線の刺激によって頭皮のバリア機能が弱くなります。

頭皮のバリア機能が弱まることで、さらに刺激の影響を受けやすくなり、フケの原因になってしまいます。

対策

特に夏場は帽子などで紫外線対策をして、頭皮を守りましょう。

なお、帽子をかぶる際は、蒸れて頭皮に悪い影響を及ぼさないように、通気性のいいものを選びましょう

③ 偏った食生活や食べ過ぎ

バランスの悪い食生活や欧米型の食生活が原因で乾燥肌になる人が増えていると言われています。

過度なダイエットなどにより栄養不足となり、皮膚の再生に必要な栄養が行き渡っていない可能性があります。

逆に、高カロリーなものばかりな食事により、皮脂を過剰に分泌するようになっていたり、血行不良をおこしている可能性があります。

対策

下記の表は皮膚の乾燥に効果が期待できる栄養素と食べ物の表です。

栄養素効果食べ物
ビタミンA 皮膚を維持する、新陳代謝を活発化する いわし、さば、あなご、うなぎ、卵、牛乳、ピーマン、にんじん
ビタミンB 新陳代謝を活発化乾燥による炎症を抑える 豚肉、レバー、卵、豆類
ビタミンC コラーゲンの合成、抗酸化作用 レモン、いちご、柿、しいたけ、ピーマン
ビタミンE 血行促進、新陳代謝の活発化 油、ゴマ、アーモンド、豆類、たらこ
セラミド 皮膚を保湿する成分 豆類、こんにゃく、ほうれん草、ヨーグルト、ひじき、わかめ
リノレン酸 細胞分裂の補助 えごま、大豆、小麦、柿
亜鉛 細胞分裂に必要、新陳代謝の活性化 牡蠣、牛肉、たらこ、卵

基本的に、食べ過ぎないように気をつけ、タンパク質や野菜などのバランスの良い食事を心がけることが重要です。

上表を参考にしながら、普段の食生活に積極的に取り入れるようにしましょう。

④ 血行不良

血行不良が原因で、頭皮の健康に必要な栄養素が十分に頭皮に行き届かないと、皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)に影響を及ぼします。

対策

運動をして筋肉を使うことで、ポンプのように血を循環させることできるので、血行が良くなります。運動不足を感じる人はウォーキングやジョギングなどの軽い運動からでいいので、体を動かすように心がけましょう。

体を動かすことでストレスの解消にも繋がるので一石二鳥です。

⑤ 過度なストレスや睡眠不足

ストレスなども頭皮の乾燥に繋がります。

主に、ストレスによって下記のような影響があるためです。

  • ホルモンバランスの乱れ
  • 血行不良
  • 栄養不足

ストレスによってホルモンバランスが乱れます。

例えば、女性であれば女性ホルモンの分泌量が減少することで頭皮が乾燥したり、男性であればストレスによって皮脂が多くなるとも言われています。その結果、乾性フケ脂性フケに繋がります。

また、血行不良や栄養不足によって、皮膚の再生に必要なビタミンなどが不足し、頭皮の新陳代謝の悪化に繋がります。

対策1) ストレスを和らげる

ストレスの緩和には睡眠が最も簡単で効果的ですが、あなたなりのストレスの発散方法を見つけ、定期的にストレスを発散してあげましょう。

下記の6つはストレスを和らげる効果があると言われているので試してみるといいかもしれません。

  • 太陽の光を浴びる
  • 森林浴をする
  • 散歩
  • 入浴
  • 瞑想
  • ハーブティーを飲む

対策2) 睡眠の質を高める

睡眠はストレスを溜め込まないための最も効果的な対策です。

特に22時〜2時は成長ホルモンが活発に分泌され、頭皮の合成や新陳代謝も活発になる時間帯であるため、なるべくこの時間帯に睡眠をとることを心がけましょう。

1日6時間以上寝ることがベストですが、1時間半サイクルで睡眠をとると睡眠の質を高めることができると言われており、4時間半、6時間、7時間半などのサイクルを意識しながら睡眠の質を高めてみましょう。

睡眠の質を高めるために、就寝前はスマホの画面を見ない、ホットミルクを飲む、ストレッチをするなども効果的と言われています。

⑥ パーマやカラー

パーマやカラーリングはとても刺激の強い液体を使っているため、頭皮にとっては強い刺激となり、バリア機能も弱ってしまいます。

パーマやカラーをおこなって、フケがではじめてもすぐに治るならいいですが、しばらく治らないことがある場合はパーマやカラーの頻度を抑えるか、行わないようにしてみましょう。

対策

もし、パーマやカラーをする際は美容師さんにあらかじめフケが出ることを伝えることで、頭皮を保護するクリームなどを塗ってから、パーマやカラーをしてもらえる場合があります。

⑦ 加齢による皮脂の分泌量の低下(女性に多い)

女性は、年齢とともに皮脂の分泌量が低下します。

女性は女性ホルモンのエストロゲンが皮脂の分泌を抑制する働きがあるので、年齢と共に女性ホルモンの分泌量が減少することで皮脂の分泌量も減っていきます。

皮脂の量が少なくなることで、保湿機能やバリア機能が弱まり乾燥しやすくなってしまい、フケにつながります。

対策

加齢は防ぐことができませんので、このページで紹介したポイントを意識しながらできるところから対策を始めて行きましょう。

シャンプーなどは特に優しいものを使うことがおすすめです。

なかなか治らなければ皮膚科へ

このページでは、自宅でできるフケの対策を紹介しましたが、一番確実な対策は皮膚科の病院に行くことです。

「フケやかゆみに悩んでいる」と病院に行く人は多く、以下のような治療薬も処方してもらえます。

  • ステロイド:炎症を抑える薬
  • ケトコナゾール:頭皮の菌を取り除く

なかなか治らない、早く治したいという方は、「お住まいの地域+皮膚科」で検索し、地元の皮膚科に相談しましょう。

参考:育毛サロンの無料体験でフケとかゆみがスッキリ!

育毛サロンと呼ばれる頭皮のエステサロンのようなサロンがあり、そこでは頭皮の汚れをスッキリ洗浄したり、頭皮マッサージを受けられます。

無料体験を行なっているサロンものもあり、コスパよく、プロに頭皮を洗浄してもらえます。

バイオテックのイメージ画像

例えば「バイオテック」は全国各地にある育毛サロンで、無料なのに90分間プロの施術を受けられる無料体験コースが存在します。

通常は有料でおこなっているコースですが、体験と言いながらも満足できる内容です。無料体験コースがあるうちに1度は行ってみることをおすすめします。

私も行ったことがありますが、頭皮がスッキリしてフケやかゆみがしばらく出なくなったので大満足でした。

バイオテック公式ページ:https://www.biotech.ne.jp/

こういった無料体験のようなものは、「営業が強くないか?」と心配でしたが、そんなことは全くなく、美容室に行って髪を切った後のように、特に営業はなく、和やかな雰囲気のまま帰れました。

9. さいごに

フケやかゆみに効果的なシャンプーや、フケ・かゆみの原因対策まで詳しく紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

フケやかゆみの根本的な原因をたどっていくと、普段使っているシャンプーの洗浄力の強さや、刺激物によるものである可能性が高いです。

そのため今回ご紹介したように、きちんとシャンプーを選んでフケやかゆみをケアしていきましょう。

その他、日常生活の中にもできることがあるため、シャンプー以外の対策にも是非取り組んでみてくださいね。

あなたのフケやかゆみの症状が軽くなることを心から祈っています。