円形脱毛症の治療に使われる6つの薬と確実に治すための全ポイント

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10円玉サイズに髪が抜けていることに気づき、「どんな薬で対応すればいいのか?」と円型脱毛症の対策が気になっていませんか?

円形脱毛症は基本的に病院で処方される薬での治療が基本です。市販の薬では全く効果がないということもありえます。

本ページでは育毛アドバイザーとして過去に300人以上の育毛のお手伝いをしてきた筆者が円型脱毛症の原因や薬について円形脱毛症の治療法を以下の流れで紹介していきます。

本ページを読んでいただければ、円形脱毛症の原因や薬の知識がつき不安が軽くなることでしょう。

1. 円形脱毛症に市販の薬が効かないたった1つの理由

円形脱毛症を突然発症して焦っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?薬局などで市販されている育毛剤などを検討されている方もいらっしゃるかもしれませんが、全く効果がない可能性が高いです。

なぜなら、育毛剤などはハゲ(AGA)向けに作られたものであり円形脱毛症とは根本的に病気の内容が異なるからです。

円形脱毛症は、病院で適切な薬を処方してもらえば高い確率で完治することが可能ですので、皮膚科のある病院で治療をしましょう。

2. 円形脱毛症に効果がある主な6つの薬と副作用

本章では円形脱毛症の症状が軽い場合に病院で治療に使われる外用薬を中心に紹介していきます。

これらの薬は皮膚科の診療所や病院で処方してもらい、主に下記の6つのどれかを使って治療をすることになるでしょう。

  • 抗アレルギー薬
  • セファランチン
  • グリチロン
  • ステロイド外用薬
  • 塩化カルプロニウム外用(フロジン液)
  • ミノキシジル外用薬

2-1. 抗アレルギー薬

花粉症などのアレルギー症状を緩和する薬で、主にアトピー素因(アトピー性疾患・アトピー性皮膚炎・気管支炎・アレルギー性鼻炎)を持った人に使われます。

円形脱毛症は自分自身の細胞を間違えて攻撃してしまうことにより引き起こされますが、抗アレルギー剤により、アレルギー反応(自分自信の細胞を間違えて攻撃する)を抑えることができます。

副作用

抗アレルギー剤は、免疫の過剰反応を抑えてアレルギーや皮膚病の症状を抑える作用をもっているので、本来外部の細菌やウイルスなどに働くはずの免疫力が低下し、感染症などにかかりやすくなる恐れがあります。

2-2. セファランチン

出典:http://kentacats.blog.fc2.com/blog-entry-8.html

アレルギー反応を抑制する作用や、血流を促進する作用などがある治療薬です。髪の成長機構に作用し、髪を作る細胞などを活発化させたり、髪の成長を促す作用を持っていると認められています。

副作用

セファラチンは幼児でも服用できるほど体への負担がが少ない薬で、まれに副作用として、胃の不快感や食欲不振などが発生することがあります。

2-3. グリチロン

出典:https://www.qlife.jp/meds/rx16380.html

グリチロンという薬は円形脱毛症の治療薬として使われます。グリチロンという薬にはグリチルリチンという成分が入っており、免疫を抑える作用や抗アレルギー作用、抗炎症作用などがあります。

副作用

とても安全性の高い薬ですが、副作用として血圧上昇や腹痛などが報告されています。

2-4. ステロイド外用薬

ステロイド外用薬は患部の炎症を抑えたり、免疫機能を抑えることで、髪が抜けるのを防ぐ効果があります。

多くの皮膚科で最初に処方される薬です。症状が重い場合は他の治療と並行して使われます。

副作用

免疫作用を抑える効果があるため、感染症にかかりやすくなったり、副腎皮質の機能低下するなどの副作用があります。ステロイドは本来体内で作り出しているものなので、人為的に摂取することで様々な副作用があります。

外用薬の場合は、患部に集中的に作用できるので飲み薬などにくらべ副作用は少なめです。

2-5. 塩化カルプロニウム外用(フロジン液)

出典:https://www.medicallibrary-dsc.info/di/furozin_solution_5per.php

フロジン液は市販の育毛薬にも含まれている成分で、部分的な血管拡張効果がある成分で、頭皮の血管を広げ血流量を増やすことで発毛効果を高めます。

主にストレス性の円形脱毛症などに適正があり処方されることが多いです。女性は男性と同じ治療薬の使用が制限されることから、血管拡張効果のある治療薬としてフロジン液が用いられることがあります。

副作用

かゆみやかぶれ、発疹や発赤などの副作用の症状が出る人がまれにいます。

2-6. ミノキシジル外用薬

ミノキシジルが発毛効果が認められている薬で、血管を拡げることで髪に栄養が行き届きやすくなり円形脱毛症の患部の育毛効果をや噛めることができます。

ストレスなどが原因と考えられる患者に処方されることが多いです。

副作用

もっとも多い副作用は頭皮のかゆみで、頭皮の炎症や湿疹などの症状がまれに起こる場合があります。

3. 薬を使う前に知りたい円形脱毛症の3つの原因

円形脱毛症の原因はストレスであるという認識が一般的に広がっていますが、実は円形脱毛症の原因はストレスだけではなく、それ以外にも原因があると考えられています。

間違った対策をしないためにもまずはしっかりと原因を理解しましょう。円形脱毛症の原因は主に下記の3つと考えられています。

  • 自己免疫異常(アトピー含む)
  • ストレス
  • 出産によるホルモンの変化

円型脱毛症を発症した場合、原因がわかるだけでも安心につながり、精神的な負担も軽減できるので、まずは下記の3つの原因について見ていきましょう。

3-1. 自己免疫異常(アトピー含む)

自身の免疫機能が異常をきたし、自分自身の細胞を攻撃してしまう疾患です。通常は体に入ってきた異物を攻撃するはずの機能が、毛根の細胞を異物と認識してしまい攻撃されてしまうために発症すると考えられています。

なぜ自身の細胞を間違えて攻撃してしまうのか詳しくは原因はまだ明らかになっていませんが、免疫力の低下、ホルモンバランスの崩れ、ストレスなどが原因のひとつとして考えられています。

なお、アトピーなども自己免疫疾患が皮膚などに現れたものです。

アトピー

アトピーとは(アトピー性皮膚炎、気管支炎、アレルギー性鼻炎のいずれか)を持っている人のことを言います。

実は、円形脱毛症患者の中で、40%以上の人がアトピー性疾患を持つとされています。また、家族や血縁関係がある人にアトピーの素因を持つ人がいると円形脱毛症になりやすいと言われています。現時点では遺伝的な要因が強いと考えられています。

3-2. ストレス

ストレスは円形脱毛症の原因の1つとして考えられています。

長期間にわたりストレスを受け続けていると、血管が収縮し頭皮への血行が悪くなります。血液によって髪に必要な栄養素が運ばれているため、血管が収縮し血行が悪くなると髪の成長が阻害されハゲに繋がると考えられています。

また、ストレスは免疫系統や、ホルモンバランスなど、さまざまな体のシステムに影響を与えるので、自己免疫異常の原因はストレスであるというような考え方もされています。

3-3. 出産によるホルモンの変化

出産によるホルモンの急激な変化が原因で円形脱毛症を発症するケースがあります。

妊娠中は女性ホルモンの働きが増加するため、髪の生え変わりの周期が変化します。出産するとホルモンの働きがまた変わり、一気に多くの髪が抜ける時期に入ってしまうために、出産後に脱毛してしまいます。それによって、前髪や分け目、全体的に薄くなるなどの症状となってしまいます。

また、出産などによる生活の変化がストレスとなり円形脱毛症となっているケースもあります。

4. 円形脱毛症を確実に治すためにできる簡単な3つのこと

円形脱毛症は症状が軽いものの80%は1年以内に治るとも言われており、症状が重くても適切な治療をすることで治る確率が高い病気です。

病院に行けば治る程度のものも、間違った対策をしたり、病院に行かないことで長い期間治らない可能性もあります。

円形脱毛症を確実に治すためまず下記の3つに気をつけましょう。

  • 病院に行く
  • 継続して治療を続ける
  • 生活習慣を改善する

4-1. 病院に行く

円形脱毛症は一般的なハゲとは原因が全く異なります。中には病院に行かずに間違った対策をし続け、長年治らないと困っている方もおられます。

軽い症状の人の80%は1年以内に回復すると言われていますので、間違った対策や効果がない対策をしないためにも、まずは皮膚科を受診することをおすすめします。

ちなみに、円形脱毛症は男性型脱毛症(AGA)と違って保険の適応になるので安心です。

4-2. 継続して治療を続ける

髪は生えて、太く成長し、抜けるというサイクルを繰り返しており、正常な髪のサイクルは2年〜6年と言われております。

そのため、治療を始めてから最短でも3ヶ月〜半年以上は治療に時間がかかるので、治るまで継続して治療を続けることがとても大事です。

4-3. 生活習慣を改善する

実はストレスが原因の軽度の症状は自然治癒する可能性もあります。

円形脱毛症はストレスと密に関わりがあるため、食事、睡眠、運動などの生活習慣を整え、ストレスが少ない環境を作りましょう。

5. さいごに

円形脱毛症の治療に使う薬や、治すために気をつけることについてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

円形脱毛症は基本的には病院で薬を処方して貰えば治せる病気です。

主に治療で使う薬は下記の6つです。

  • 抗アレルギー薬
  • セファランチン
  • グリチロン
  • ステロイド外用薬
  • 塩化カルプロニウム外用(フロジン液)
  • ミノキシジル外用薬

まだ病院に行ってない人はすぐに皮膚科で診てもらい、あなたの症状に合った適切な薬を処方してもらい治療をしましょう。

あなたの頭の悩みが少しでも改善することを心から願っています。

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