円形脱毛症は治るのかの真実|効果的な治療法と回復の3つの兆し

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10円玉サイズにハゲてることに気づき、「ほんとに治るのかな?」「治るのにどのくらい時間がかかるのか?」と気になっていませんか?

初期の円形脱毛症は高い確率で治りますが、円形脱毛症には症状の軽いものから重いものまであり、症状が重くなればなるほど、治るまでの期間も長くなってきます。

本ページでは育毛アドバイザーとして過去に300人以上の育毛のお手伝いをしてきた筆者が円型脱毛症の原因や対処法を以下の流れで紹介していきます。

本ページを読んでいただければ、円形脱毛症の治療に関する知識が身につき精神的な不安が軽くすることができるでしょう。

1. 円形脱毛症は治療すらせずに治る可能性もある

円形脱毛症患者は日本の中でも1〜2%ほどいるとも言われていおり悩まれている方はたくさんいらっしゃいます。実は円形脱毛症は病院での治療をせずに治る可能性もあります。

口コミ・評判

30代男性
28歳のときに美容室で、円形脱毛症になってますねと言われて初めて気づきました。ほんとに10円くらいの小さい範囲だったので、気にしていませんでしたが念のため病院に行きました。「そんなに範囲も広くないしもう少し様子を見てみましょう」と言われそれでおしまい。なんだそれだけかと思っていましたが、それから毎回美容室に行ったときには治っていないかを聞くようにしていましたが、4ヶ月くらいかな?経って行ったときにはもう見当たらないと言われました。特に何もしてなかったですが症状がひどくならず、普通に治ってよかったです。

この方のように自然に治ってしまう方もいらっしゃいます。もちろん症状の重さによってはしっかりとした治療が必要です。円形脱毛症の主な原因は下記の3つで、それぞれの原因と症状の重さによって対応が変わってきます。

原因 軽度 重度
自己免疫異常 まずは病院での診断 病院での治療が必須
ストレス 自然に治る可能性あり
出産によるホルモンの変化 自然に治る可能性あり

ストレスや出産が原因の場合は自然に治る可能性もありますが、症状が重くなってくると自然には治りにくく、どんどん症状が悪化する恐れがあります。

しっかりと治すためにも、まずはそれぞれの原因と対策を見ていきましょう。

1-1. 自己免疫異常(アトピー含む)

自身の免疫機能が異常をきたし、自分自身の細胞を攻撃してしまう疾患です。通常は体に入ってきた異物を攻撃するはずの機能が、毛根の細胞を異物と認識してしまい攻撃されてしまうために発症すると考えられています。

なぜ自身の細胞を間違えて攻撃してしまうのか詳しくは原因はまだ明らかになっていませんが、免疫力の低下、ホルモンバランスの崩れ、ストレスなどが原因のひとつとして考えられています。

なお、アトピーなども自己免疫疾患が皮膚などに現れたものです。

アトピー

アトピーとは(アトピー性皮膚炎、気管支炎、アレルギー性鼻炎のいずれか)を持っている人のことを言います。

実は、円形脱毛症患者の中で、40%以上の人がアトピー性疾患を持つとされています。また、家族や血縁関係がある人にアトピーの素因を持つ人がいると円形脱毛症になりやすいと言われています。現時点では遺伝的な要因が強いと考えられています。

治し方

自己免疫異常が原因の場合(アトピー素因を持つ人)は、主に病院でステロイド剤や免疫抑制剤などで治療をすることになります。まずは病院に行って診断を受けることをおすすめします。治療法については2章で詳しく紹介します。

1-2. ストレス

 

ストレスは円形脱毛症の原因の1つとして考えられています。

長期間にわたりストレスを受け続けていると、血管が収縮し頭皮への血行が悪くなります。血液によって髪に必要な栄養素が運ばれているため、血管が収縮し血行が悪くなると髪の成長が阻害されハゲに繋がると考えられています。

また、ストレスは免疫系統や、ホルモンバランスなど、さまざまな体のシステムに影響を与えるので、自己免疫異常の原因はストレスであるというような考え方もされています。

治し方

ストレスが原因だと考えられ、症状が軽度(①単発型)の症状であれば、自然治癒で治る可能性が十分にあります。日常の生活を思い返してみて下記のようなストレスはありませんか?

  • 人間関係のストレス
  • 環境の変化(結婚,引っ越し,転職)
  • 睡眠不足

上記のようなストレスが思い当たる場合は、休息をとるようにしたり、睡眠不足を解消するといいでしょう。なお、円形脱毛症はストレスが多い状態から時期がズレて発症することもありますので、症状に気づいた時にはすでに産毛が生えてくなど、回復に向かっている可能性もあります。

必ず治ると信じて心を平穏に保ちましょう。

1-3. 出産によるホルモンの変化(女性)

出産によるホルモンの急激な変化が原因で円形脱毛症を発症するケースがあります。

妊娠中は女性ホルモンの働きが増加するため、髪の生え変わりの周期が変化します。出産するとホルモンの働きがまた変わり、一気に多くの髪が抜ける時期に入ってしまうために、出産後に脱毛してしまいます。それによって、前髪や分け目、全体的に薄くなるなどの症状となってしまいます。

また、出産などによる生活の変化がストレスとなり円形脱毛症となっているケースもあります。

治し方

女性の出産による抜け毛はホルモンの変化によるものなので仕方ありません。半年以内には自然に完治する人が多いですので安心してください。

もし、半年経っても改善しない場合、出産や、生活の変化がストレスの原因となって発症している場合もあります。

パートナーやご家族の方と協力して育児をしたり、休息をとるなど、ストレスを和らげるようにしてみてください。

2. 円形脱毛症の症状の重さと治るまでに要する期間

円型脱毛症を発症した場合、進行度合いによって治るまでに要する期間は異なってきます。あなたの症状は現在どの状態に近いでしょうか?

円形脱毛症の種類 症状 治るまでに要する期間 特徴
①単発型 一箇所から数カ所に渡って、円形に脱毛してしまう症状 およそ1年以内 スクリーンショット 2017-01-19 14.29.32
②多発型 2箇所以上が円形に脱毛し繰り返し発症してしまう症状 およそ半年から2年 スクリーンショット 2017-01-19 14.31.48
③全頭型 多発型の円形脱毛症が進行していき頭全域に渡って髪が抜けてしまう症状 症状の改善が進まなかったり、改善しても再発したり、治療に長期間にわたるケースが多い スクリーンショット 2017-01-19 14.29.48
④汎発型 全頭型の円形脱毛症がさらに進行し全ての髪が抜けきってしまう症状 症状の改善が進まなかったり、改善しても再発したり、治療に長期間にわたるケースが多い スクリーンショット 2017-01-19 14.30.00
⑤蛇行型 円形脱毛症の一種で、脱毛が帯状に進行していく症状です。 数年かかるケースが多い  スクリーンショット 2017-01-19 14.30.12

症状が重くなるにつれて、治療に時間がかかってしまいます。

①単発型の場合はうまくいけば1年以内に自然治癒でも治る可能性が十分にあります。もし②〜⑤などの症状が重い場合にはすぐに皮膚科を受診した方がよいでしょう。

皮膚科によっては円形脱毛症に対する専門知識がなく、十分な治療を受けられない恐れもあります。

そのため事前に電話をし、「円形脱毛症の治療はしていますか?」と確認するようにしましょう。

3. 症状の重さによって異なる円形脱毛症の治療法

実は円形脱毛症は細かい原因ははっきりとは明らかになっていません。しかし、効果がある治療法が確立されていますので、症状の重さに合わせた治療がなされます。

軽度の場合は自然治癒する可能性もありますが、症状が重くなっていく可能性もあるのですぐに皮膚科で診てもらいましょう。

ちなみに、円形脱毛症は男性型脱毛症(AGA)と違って保険の適応になるので安心です。

主に行われる治療は下記の表のように症状の重さによって異なっています。

軽い症状 重い症状
抗アレルギー薬
ステロイド薬 外用薬
局所注射 使う場合あり ×
経口薬 ×
パルス療法 × 使う場合あり
局所免疫療法 ×

3-1. 軽度(脱毛面積が25%未満)

軽度の症状で、発症してから半年未満の場合は、ステロイド剤などの外用薬を使ったり、抗アレルギー薬などの内服薬で治療します。

軽度の症状で、発症から半年以上経っている場合は、下記の5つのような治療を行っていきます。

  • ステロイド局所注射    ・・・ステロイド剤を注射する治療法
  • 局所免疫療法       ・・・薬剤を局部に塗りかぶれさせることで毛根を攻撃しているリンパ球を薬剤の方に集中させる治療法です。
  • 冷却療法         ・・・ドライアイスを定期的に患部にあてる治療法
  • PUVA療法      ・・・紫外線をあて毛根を攻撃しているリンパ球の働きを抑える治療法
  • スーパーライザー療法   ・・・特殊な紫外線 をあてて自律神経を刺戟する治療法

3-2. 重度(脱毛面積が25%以上)

重度の症状で、発症してから半年未満の場合は、外用薬、内服薬、処置療法とあわせて、下記のようなステロイドパルス療法やステロイド内服が行われます。

発症してから半年以上経っている場合は、局所免疫療法を中心とし、外用薬や内服薬、処置療法を併用しながら治療していきます。

  • ステロイドパルス療法   ・・・入院し点滴でステロイド剤を体内に注入する治療法
  • ステロイド内服      ・・・ステロイド剤を服用する治療法

4. 円形脱毛症が治る兆候

円形脱毛症の治療の成果や自然治癒力により円形脱毛症が回復に向かっていると、下記のような兆候が見えるかもしれません。

  • 産毛が生える
  • 白髪が生える
  • かゆみを感じる

髪は生えて、太く長く成長し抜けるというサイクルを繰り返しています。産毛が生えたり、白髪が生えるということは、髪が抜けたままの状態から、髪が生える時期に来たということです。

かゆみを感じたということは何らかの刺激を受けているはずです。詳しいことはわかっていませんが、かゆみを感じてから数ヶ月して髪が生えてきたという人もいらっしゃるようです。

髪が生えてくればあとは髪が太く長く丈夫に成長していくことで完治に向かうでしょう。

5. さいごに

円形脱毛症の原因や治療法などについて詳しくお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか?

症状が軽い場合は半年ほどで自然に治ってしまう可能性も十分にあります。

しかし、症状が重くなっていると、治療に何年もかかったり、治療が難航する可能性もあるので、すぐに皮膚科を受診されることをおすすめします。

あなたの頭の悩みが少しでも改善することを心から願っています。

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